2017年4月10日月曜日

ブローバイホースとビビリ音(新・再)

1年点検を5月に控え、ウチの500は快調に走り回っているが、最近になって幾つか気になる現象を発見した。

・ブローバイホース
ボンネットを開け先日交換したO2センサーなどをまじまじと見ていたとき、ヘッドカバーから生えている黒い太目のホースに細かいクラックが入っているのを見つけてしまった。本当に微細だけど何本ものヒビが確認できる。画像だとヒビの部分がテカっていて埃も付着しているが、決してオイルが漏れていたわけではない。これはヒビを発見した当初、ビニールテープを巻きつけていたからだ。つまりテープの糊のせいである(笑)。

で、実際オイルが漏れてくるような状況ではなったので、1年点検まで待っても良かったけど、なんか気持ち悪いので(?)一足先にいつものディーラーで交換してもらった。

8年物のホースの全体像。

ヒビ。

内側からオイルが滴る。

おニューのホース。8年物との大きな違いは留めている部分の形状。括れがなくストレートである。

ある意味、予防整備だったので交換しても変化は特に感じない。

お代はコミコミで約6,000円であった。

・ビビリ音(新) テールゲート付近から
フロントが治まったと思ったら、今度は新たにリアからビビリ音が鳴り始めた。いつも確実にというわけではないのだが、ざらついた路面を走ると鳴り出すことが多い。発生箇所は車内側で、恐らくゲートの内張りがビビっているのではないかと思い、内張りをこじ開けるように隙間を作り中を覗いてみた。

すると隙間からこんなものがポロっと出てきた。5~6mm角のキューブ状で一辺に穴が開いている。何かのキャップだろうか?

上記のブローバイホース交換時にこれは何か訊いてみたら、恐らく欧州仕様のナンバープレート取り付けに関係するパーツではないかとのこと。日本向けの車両では必要ないものだが、なぜか残っていたと・・・。これがビビリ音と関係しているかはわからない。しかし、なんか気持ち悪いので(笑)1年点検のときに詳しく診てもらう予定。

・ビビリ音(再) ダッシュボード付近から
で、治まったと思ったフロントのビビリ音。またもや同じ条件下で僅かながらビビリ出した。ビビリ音低減モールはこれ以上無理というところまで押し込んでいるし・・・どうしたものか。そもそもダッシュボードとフロントガラスの隙間はどうなっているのだろう? ガラスを外すわけにもいかないしなぁ・・・。悶々としながらネットを徘徊していたら、FIAT 500 USA FORUMにあるフロントガラスの交換に関するスレッドで大変興味深い画像を目にした。まさに見たかったフロントガラスが外された画像である。しかし、ダッシュボードの先端とクッション材が確認できて感動したものの(笑)、これじゃモール以外で他にやることはもう何も無いとしか言いようがないとてもシンプルな構造である。

困ったなぁとそのページの複数の画像をなんとなく見ていると、デフロスターの吹き出し口がダッシュボードとは別パーツであることを発見。「あ、そういえば確かに別パーツだったよなぁ、、、これはもしや」・・・後日、この吹き出し口を触ると微妙にパカパカする。やはりそうかとダッシュボードと吹き出し口の隙間に薄い厚紙(菓子箱)を滑らすように挟んでみた。そしたら見事にビビリ音が鳴り止んだ。ここがビビリの総本山だったのかと歓喜した(大げさ)。フロントガラスにガレージの屋根が映り込んでわかりづらいが、細かく切った薄い厚紙をこのように施工(施工というほどのものではない)。

・・・見た目がかなりダサいので(汗)そのうち対処するつもり。

あのときビビリ音低減モールが功を奏したのは、ギュ~っとモールを押し込んだことにより、ダッシュボードの縁が変形し吹き出し口との隙間に変化(ピタリと接触したか、ビビらない程度に隙間が大きくなった)が生じたからだと思われる。その変化が微妙だったので時間の経過とともに元の形状に戻ってまたビビってきたと・・・。ま、エンジンルームからのノイズも低減されているようだし、実証してないけど、モールと厚紙の相乗効果でビビリ音が鳴り止んだ可能性もある。なのでこのモールを取り外すつもりはない。

※ ビビリ音についてはここに続編があります。