2018年5月30日水曜日

4回目の車検

4回目の車検を受けた。新車時から丸9年・・・13年所有した前所有車トゥインゴと同じ轍を歩んでいそうな今日この頃である(?)。

5月のある日、トゥインゴ時代からお世話になっている整備工場さんに入庫。
入庫時の総走行距離66586km。

いつものようにサクサクと点検作業が行なわれる。
今回はタイヤの減りが4本とも均一で太鼓判を押される。昨年のタイヤ交換から約1年、問題なく過ごせたようである。で、今回初めてのローテーションを行なう。
・今までフロント

・今までリア

「ま、今回の車検も余裕でしょ」と思ったそのとき・・・

メカニックKさん「漏れてる~!」


・・・はい、リアホイールシリンダーからのブレーキフルード漏れ発覚。

左はゴムブーツをめくるとポタポタ。右は滲み程度。交換以外に手はないので、純正のシリンダーを取り寄せてもらう。交換時に必要なブレーキフルードは今現在入っているフルードと全く同じものを当方で用意することになった。

純正ホイールシリンダーのお値段は税抜き27,900円(左右セット)とちょっと高め。ネットでは社外品でむちゃくちゃ安いのがあったりするけど、どうなんだろうね。ブレーキ絡みは純正のほうが安心っていう気もするし・・・。

以下、蛇足。
そういえばトゥインゴのときは毎年のようにホイールシリンダーを交換していたような・・・「え!? ホイールシリンダーって毎年交換するものなの?」と訝った思い出がある。対策品にでもなったのか、最後の交換から手放すまでの4~5年は漏れたり滲んだりすることはなかったが。500では今回初めての交換。9年持てば御の字と言えるだろう。
蛇足、終了。


当方が用意したブレーキフルードは前回、前々回の交換時にディーラーさんで入れてくれたAte SL-6 DOT4(Class6)。アマゾンさんで購入。

ついでにいつものエンジンオイルMotul 8100 X-clean 5W40の1リッターボトル3本とオイルフィルターもアマゾンさんでブレーキフルードと同時に入手。

なお、オイルフィルターは今回初めての社外品となる。ドイツ車方面では有名な(?)MANNフィルターだ。もちろんオーダーしたのは500の1.2リッター用(W610/3)。このフィルター、ヤナセさんの袋に入っていた。いいものだけを世界から・・・流石です(意味不明)。

本体を見ると“Made In Germany”でありながら、“エンジン保護”という日本語・・・? ヤナセさんで扱っていて日本での販売実績が高いからか?

純正ホイールシリンダーは今までと同じくボッシュ製。


交換に際しては、念入りな洗浄、グリスアップ(バックプレート、シリンダーに白く見えるのがグリス)、そしてシューとドラム内側のペーパーがけが行なわれる。


こんなに綺麗にしちゃったらブレーキをかけるのがもったいないねw

エア抜き&減った分のブレーキフルードの補充。

一方、エンジンオイルは特筆するものがないけど、ドレンはワッシャー(パッキン)を使わずシールテープを巻くタイプ(白い部分がシールテープ)。

今まで使ってた純正フィルター。

MANNフィルター装着。

いよいよ車検ライン。

サイドスリップは、昨年のタイヤ交換前にフロントのトーを0にしてもらってから初めての計測になるわけだが、今も0をキープしていた。上述したようにタイヤの減り方も均一だったので、ほっと胸を撫で下ろすw もちろん他も異常なし。


新しい車検証票を貼り付けて、新しい車検証をいただき、4回目の車検は終了した。
ってことで、ウチの500は10年目に突入で~す!

2018年5月6日日曜日

すすぎのいらない・・・

昨年11月のことだが、某イタフラ系イベントに参加した。会場にはLe Garageさんの出店があり、Griot's Garageの新製品“Rinseless Wash & Wax(リンスレス ウォッシュ&ワックス 以下RW&Wと略す)”なるものが売られていた。スタッフさんの説明を聞いてとても気になったので購入してみた(いや、元々欲しかったもので、偶然その場で買うことができてラッキーって感じw)。コイツは水で薄めて、その水溶液を柔らかいスポンジやウエスに染み込ませボディを洗浄、そして乾いたマイクロファイバーなどで拭き上げて仕上げるケミカル。つまり洗浄後のすすぎがいらないので、最小限の水と短時間で洗車ができ、さらに新開発の疎水性ポリマーとカルナウバロウの混合ワックスで、ボディの保護と艶出しも同時に行なえるとのこと。グリオズが長年やってきた水無し系の洗浄剤にワックス効果をプラスって感じだろうか。
使い方にはバケツに水370:RW&W1の溶液を作りスポンジやウエスを浸して塗布・・・とある。これだと、自分の場合かなりの無駄になりそうなので、もう一つのやり方、スプレーボトルに水溶液を作りシュッシュッとスプレーする方法で試すことにした(同社のスプレーオンカーウォッシュと同じような使い方)。で、スプレーボトルを用意するわけだが、新調するのもナンなので間もなく空きそうなスプレーオンカーウォッシュのボトル(22オンス)を使い回すことに決めた(貧)・・・だがしかし、こういうときに限ってなかなか減らず、実際にRW&Wを使い始めたのは今年に入ってからである(遅)。

開栓すると見た目通り(?)グレープジュースの甘い香りが辺りを立ち込める。ホント、グリオズってこの手の匂いが好きだよね。やはりアメリカ人好みなんだろうか。空いたボトルにこのRW&Wをキャップ2杯、水を目分量でタップリと入れ、シェイク・・・この辺(に限らず全て)は本当に適当な自己流です、はい。

あらかじめエクスイープでボディの埃を払い、RW&Wをパネル毎にスプレー。う~ん単なる水を吹き付けているよう(ほとんど水だから当然だが)で「こんなんで傷を付けず綺麗にできるのか?」と心配になる。ただ、グレープの匂いだけはかなり強烈(笑)。


スプレーしたら濡らして軽く絞ったマイクロファイバークロスで撫でつける。その後、乾いたマイクロファイバークロスで全ての水滴を拭き上げるように仕上げていく。このときになって初めて気付く・・・「あれ? なんか拭き取りが重い」。いや、よくあるワックスの拭き取り並に重いのではなく、ちょっと引っかかりを感じるのだ。何かしらの成分が塗装面に付着しているのを実感できると言えば良いのか、そんな感じ。

で、拭き取り後の塗装面を見ると・・・これはかなりレベルが高い仕上がりだ。どうせ全体画像じゃよくわからないので、LEDマグライトで照らした局所的な画像を参考までに載せておく。

傷を付けないのはもちろんのこと、非常に良いツヤで“洗車したぞ感”が醸し出される。そして何よりも驚いたのが触ったときの感触だ。むちゃくちゃツルツルしてる。実際今年に入ってからの数ヶ月このRW&Wばかりを使っているが、以前と比べて埃が付きにくく、付いてもエクスイープで簡単に払うことができる。これは本当に楽になった。水で薄めるタイプなので、間に合わせ程度のものなんじゃないかと思ったが、良いほうに裏切られた。暫くはこれで行きます(笑)。ただ自分の場合、同社のベストオブショウワックスを定期的(年2~3回程度)に塗布している。つまり、そのメンテナンス剤として使えば確かに有効と思われるが、何も塗布していないボディにいきなりこのRW&Wを使って同じ結果になるかどうかはわからない。

しかし、前回書いたBest of Show Detailerもお気に入り・・・ってことで、年2~3回程度のベストオブショウワックスをベースに普段のメンテはベストオブショウディテーラーとRW&Wをそのときの気分で使い分けていくつもり。ホント、洗車が捗りますw