2020年9月26日土曜日

大容量モバイルバッテリーで・・・

今年の2月、タイヤの空気圧管理について少し書いたが、エアの補充で使うエアコンプレッサーは某三菱車のパンク修理キットに入っているもので、電源はクルマのシガーソケットから貰うタイプ。

9月も半ばを過ぎると涼しい日も増え、エアを補充するシーンが増えてくる。ということで、エアコンプレッサーの登場となる。しかし、こいつを動かすためにわざわざエンジンをかけるのもナンだし、AC100VのAC/DC コンバーターを購入することも検討したが、コードリールを引っ張り出す(コンセントがガレージから少し離れた家の中にしかないため)のも面倒だし・・・どうしようか思案していたところ、見つけたのがこれ・・・XNEMUの商品番号Q9C。“XNEMU”ってどう発音するのかね・・・。ま、わかりやすいメーカー名や商品名がないのはこの手の製品によくあることだが(苦笑)。ちなみに取説にも英語で“Multi-function portable car jump starter”としか記載されてない。

購入の決め手になったのは言うまでもなくシガーソケットアダプターが付属しているから。アマゾンで購入。

詳細はアマゾンなどで当該商品の説明を見てほしいのだが、注意点は本体に充電するための充電器は付属していないこと。なので手持ちの充電器で充電しなければならない(本体側USBタイプC、充電器側タイプAの充電用コードは付属している)。最初からある程度充電されていたので、2時間弱で満充電になった。ま、この辺は使う充電器のスペックにもよるだろう。

こいつにはUSB出力端子もありスマホなどのデバイスにも充電できるので、早速試しに手持ちのスマホを充電してみる・・・うん、問題なし。普通に充電できる(いや、できなきゃ困るけどw)。ちなみに電源を入れるには先ず本体横のスライドスイッチ(電源キー)をONにしてから本体上の電源ボタンを押す。すると4個のインジケーターが青く光り使用可能な状態となる。何もしない時間が約10秒続くと自動的に電源が切れる。とりあえず安全性は図られているようだ。また電源ボタン長押しでLEDマグライトを点灯させることも可能。

それではいよいよタイヤに空気を入れてみる。バッテリーの電源を入れ、コンプレッサーのスイッチをON・・・はい、こちらも問題なくコンプレッサーが動き出し、思惑通り普通に空気を充てんすることができた。これからの季節の空気圧管理がますます捗りそうだ(笑)。

ただ、このシガーソケット用端子からは12V前後ではなく実際には16V以上出ているようだ。手持ちのシガーソケットに挿すタイプの16Vまで計測できる電圧計を試すもアラームが鳴り計測不能状態になってしまった。単純な構造のエアコンプレッサーでかつ短時間の使用なら問題なさそうだが、精密機器には使わないほうが良いかもしれない。

ま、私は基本的にエアの補充にしか使わないと思うけど、エンジンをかけることもできるそうだし(もともとそれを売りにしている)、いろいろ充電できてLEDライトも付いている。今どきの非常時の電源としても使えそうなバッテリーである。