2018年12月12日水曜日

イレギュラーなバッテリー交換

この11月、バッテリーを交換した。予定より約半年早く・・・。
バッテリーはいつも約3年に1回交換している(まだ使えそうでも)。今装着しているバッテリーも本来なら来年(2019年)5月で丸3年を迎えるので、大体その辺りに交換を予定していたのだが、ちょっと問題が発生したため、今回の交換に踏み切った。

問題とは何か・・・プラス側端子の腐食である。
昨年11月オイル交換などのためにディーラーさんにクルマを預けた際、当時は書かなかったけど、フロントの方から「プラス側端子が腐食しています」と連絡があった。#自分で見つけろよ>俺w ディーラーで洗浄とグリス塗布を行いとりあえず綺麗な状態になり、この1年問題なく過ごしたが、またしてもこの時期に腐食が発生した。このバッテリーはパナソニックのCAOS(N-52-21H/WD)で、2016年4月の下旬に導入(もちろん新品)。自分のクルマ(バッテリー)で見るのは初めてだが、硫酸銅の結晶って綺麗なブルーだよね(違)。

使おうと思えばまだ使えそうな感じもするが、腐食2回目だし、2年半以上経つバッテリーだし、これから冬だし、思い切って新バッテリーに交換することにした。今回選んだのはアマゾンさんで購入したBOSCHのシルバーX SLX-5K。私にとって初めてのボッシュバッテリーだ。

交換作業を依頼したのはいつもの整備工場さん。ただの交換なら自分でやっても良かったんだけど、端子の状態をチェックしてもらいたかったからね。プロの作業は念入り。ブラシとぬるま湯で丁寧に結晶や古いグリスを取っていく。メカニックのKさんから「端子は特に問題ないよ」とのことで、普通に交換作業をしていただく。

ブラッシング直後。このあと、ぬるま湯洗浄、グリス塗布が待っている。

で、腐食の原因を訊いてみたのだが、Kさんも「いろいろあるからなぁ」とのことで、これだ! という特定は避けていた。ま、当然だよね。あくまで一般論として、衝撃を加えた、元々バッテリーに問題があった、過充電・過放電があった、それ以前にバッテリーは僅かながらフツーにガスが出てるし・・・てか、今まで青い結晶を見たことないのなら、それはラッキーだよ? と慰めの言葉(?)までいただいた。それに私見だが、昨年ディーラーさんで丁寧に対処していただいたこともあり、この1年問題なく使えていたのだから、それで良しとも言えるね。今回は例外になったけど、基本的にCAOSは、私の使い方(走り方)で3年は持つバッテリーだ。このボッシュのバッテリーも是非3年は持ってほしいものである。

2018年12月10日月曜日

テールゲートのビビリ音完結か?

えーと、約2年に亘り私を散々悩ませてきたテールゲート付近のビビリ音だが、このたびやっと解決したようなのでご報告。

以下関連記事
ブローバイホースとビビリ音(新・再)
オイル交換とあのビビリ音など
テールゲートのアレとボンネット裏のアレ
関連記事以上

要約・・・2016年秋の終わりごろから、道路の継ぎ目やざらついたところなどを走行すると「TTTTT~n」という妙なビビリ音がリア方面から鳴り響く現象が発生。
しかし、春の終わりごろから秋口にかけての暑い時期はほぼ鳴らなくなる。
テールゲートの内張りを外し、自分なりにチェックしてみたが、イマイチ音の発生源がわからない。
ロック機構の噛み合わせが原因でノイズが発生することもあるとのことで、ゴム足(ストッパーゴム)を長めに調整してみると、音の出かたが変わった。
経年でかなり潰れていることもあり、このゴム足を新品に交換。
結果、ビビリ音はほとんどしなくなった。
そして今年も暑い夏は全く音はしない。
これで直ったかなと思った今年の秋・・・

「TTTTT~n」・・・うわ~またあのビビリ音が。しかも、ゴム足を換える前とほぼ同じ大きな音。直ってないじゃん。ゴム足(ロック機構の噛み合せ)も関係なかったのか・・・? 考えても仕方ないので再び、いや三度テールゲートの内張りを剥がし、この状態で暫く走ってみることに。


ざらついた路面が比較的長く続く道路を走行中、なんかリアウインドウ直下辺りから聞こえてくるような気が。そこにあるのはリアワイパーのモーター。これさ、前回も診たんだよね、当時はビクともしなかった・・・実際今も鉄板に強固に取り付けられている。自宅に戻り、クソッっという気持ちとともにモーター本体を強めに叩いてみる・・・「TTn」あ? え!? こ、これだ! この音だ!! 叩いたときだけ鳴るから走行中の連続音とは違うが、まさにこの音だ。ってことで、前回私は何をチェックしていたんだってことだね(笑・・・えない)。ま、当時は叩き方が弱かった、壊したらどうしようと恐る恐るだった、ってことにしておこう。うんうん。

ただ、これモーターのどこから音が出ているのかわからない。ギアが入っている部分を叩いても音は出ず、ギアとモーターの接合部あたりかとも思い、ギア部の蓋を開けてみる・・・想像通りグリスにまみれたギアがあるだけで異常はなさそう。もちろんワイパーの動きにも問題はない。ビビリ音解消のためだけにモーター(駆動部一式)交換か? お金ないよw

出来るところまで自分でやってみようと、ワイパーアームを外して(10mmレンチ使用)駆動部を外すことにした。

駆動部のブラケットは3本のネジで3箇所(左・下・右)固定されている。左と下(手前)は簡単に外すことができるが(5mm六角レンチ使用)、右は電源コネクターを外さないとアクセスできない。マイナスドライバーでコネクターのロックを解除しながら引き抜く。


右側のネジもお出ましになったところで、各ネジを緩めていく。このとき、ふと思った。「3本とも完全に外さず緩めた状態でモーターを叩いたらどうだろう?」と。叩いてみたら、緩んでいるから当然ガタガタとするのだが、例の「TTn」という音はしない。ってことは・・・3本のネジを少しづつ締めては叩き締めては叩きを繰り返してみた。そしたら、左と下のネジは増し締めしても問題ないのだが、右を増し締めすると音が出るという結果に。


増し締めで?・・・確かに元々しっかりと増し締めしてあったよなぁ。よくわかんないけど、増し締め一歩手前まで締めて叩いてみると、確かに音はしない。これで良いのか、とりあえず内張り以外を元に戻して、この状態で週末ごとに段差やざらついた道を走ってみる。うん! もうあのビビリ音はしない。もうこれでOKと、内張りを取り付けて完了とした。その後も結構走っているが、全くビビらず快適である。ふ~・・・やったよ、原因を自分で見つけて解決したぞ!

しかし、どういうことなんだろうね。増し締めで音が出るって・・・? ブラケットはプラ製だから、経年で硬化しちゃったのかな。で、夏になるとプラが若干柔らかくなり、遊びができて音がしなくなるとか?
ゴム足を伸ばしたり交換したらマシになったのは伸ばし気味にしていたがゆえに、勢いよく「バタンッ!」とゲートを閉めるようになったので、その衝撃でブラケットに僅かなズレが生じ、一時的に音が出なくなったとか?

後日、別件でいつもお世話になっている整備工場さんを訪れた。早速メカニックのKさんに今回の一部始終を話したら、うんうんと黙って聞いていた。そして、私が話し終わったときに一言「何でかわかる?」とKさん。「わかりません!」と私。「ワイパーを使わないからだよ」・・・「え!?」。Kさん曰くモーター(駆動部)は重く、そのモーターは強力。雨の日も乗って積極的にリアワイパーを動かせば、否が応でもパネル(鉄板)とブラケットの間に僅かな隙間ができる。そうすると今回のようなビビリ音は出にくい。なぜか新品のときは増し締め状態でも問題ないんだけど、古くなるとその手の音が出ることもあるとのこと。ま、私の場合雨の日はほとんど乗らないので、リアワイパーなんか年に1回使うかどうかだからね。さもありなんって話なのかな。また、対処としては今回の私のやり方でOKとのこと(ヤッタ!)。

・おまけ
この秋、再度音が出始めたころにやったことを2点書いておく。
当時はまだロック機構に問題があるのではと思っていたので、ストライカーにビニールテープを巻いたりしたが、全く関係なかった。

続いて、海外のフォーラムで500と同じような作りの2代目パンダに乗っていた人から、テールゲートストラットのジョイント部から音がしていて、ジョイントにグリスを塗ったら一時的に音がしなくなったよという情報をゲット。同じことをしてみたが、これも今回のウチの件とは関係なかったようだ。ただし、テールゲートの開閉がスムーズになったのでこれはこれでやって良かった(笑)。私が使ったグリスはタミヤのセラグリスHG。