2020年2月8日土曜日

捗るタイヤ空気圧

今までタイヤの空気圧はガソリンスタンドで計測&調整することが多かった。しかし、どうしても走行直後の温間時の計測になるので、不正確になってしまう。その時点の計測値から逆算して減り過ぎなら補充、高過ぎなら抜くだけの話であるような気もする(実際今まではそうしていた)が、理想は自宅で冷間時に計測し規定値に合わせる・・・である。気圧計は簡易的なものが以前からウチのあるのだが、ちょっと(かなり?)古いもので、かつ計測時にエアがよく漏れてしまうという代物。なので良いやつを新調することにした。

うん、ちょっと良過ぎたかな・・・w ブリヂストンのレーシングエアゲージ ストレートチャック RCG-20 自動車用というもの。製造は名門、旭産業。ホントちょっと奮発しすぎた感が否めないが、チャックがストレートなのが欲しくてこれにした次第。

あと、秋から冬は気温の関係で空気圧が下がる傾向にあるので、補充用のエアコンプレッサーも欲しかったのだが、ウチにあるもう一台のクルマ、某三菱車にパンク修理キットのコンプレッサーがあることを思い出し、ちょっとした補充程度ならわざわざ新調することもないだろうとこれを使ってみることにした。ちなみにウチの500にはパンク修理キットは入っておらずテンパータイヤである(年式やグレードによってはパンク修理キットになるらしい)。
このコンプレッサーはクルマのシガーソケットから電気を貰うタイプ(自宅ならAC/DCコンバータを使いたい気もする)。見るからに華奢な筐体、おまけ程度のゲージ、作動時の音も煩いが、チャックはネジ式で確実にエアを注入できるし、心配だったゲージの精度もほぼ正確なようだ。使うときのコツとしては若干多めに補充し、あとでエアゲージのリリースバルブで目的の数値になるまで抜くのが良いみたい。

ウチの500(タイヤサイズ:185/55r15)の規定空気圧はフロント220、リア210(単位はkPa)である。この時の計測値(当然冷間時)はフロント210、リア200・・・やはり減り気味だったので、少し多めにフロント230、リア220まで補充した。

で、少し走らせて計測すると、走ったことによってタイヤ内のエアが熱せられたのだろう、フロント240、リア230、と若干高めになっている。もちろん翌日の冷間時にはフロント230、リア220に戻っていた。

かくして、冷間時の計測&調整ができるようになり満足しているのだが、特に嬉しいのがブリヂストンのエアゲージ。ストレートチャックは本当にありがたい。
ただバルブに挿すだけで、ほぼエア漏れなしで瞬時に簡単確実に計測できる。これなら月に1回とは言わず2~3回、いやクルマを出すときは毎回計測しちゃいそうである(笑)。今までのゲージは簡易的なものだったとはいえ、エアが漏れるだけでなかなか上手く計測できないことが多々あった。計測だけでかなり苦労したものである。高価なゲージではあるが、ストレスフリーになったのでコスパは良いんじゃないでしょうか。ただ、校正は必要なんだよね。ちょっと調べたら本体と同じぐらいの金額がかかるらしい。そのときになったら考えるしかないけど、このゲージは長く使いたいと思わせるものである。