2020年12月28日月曜日

年末のオイル交換

さてさて、今年も残すところあと数日。いろいろ大変な年ではあったが、私とウチの500は何とか無事に年が越せそうである。

ってことで、この時期恒例のオイル交換である。交換作業はいつもの整備工場さんにお任せ。

オイルはもちろんMotul 8100 X-clean 5W40なのだが、ネットで取り寄せようと当該商品の画像をよく見ると・・・X-cleanの後ろに“gen2”なる文字が(つまりgeneration 2・・・?)。ちょっと調べたら、どうもこの夏から秋にかけてモデルチェンジ(後継にスイッチ)したようである。こいつもラベルには当方が拘る適合規格“FIAT 9.55535-S2”と“ACEA C3”の記載があるのでそこは安心できる。

また、ヒーターホース交換時に入れたクーラント(ワコーズのR316)が若干減っていたので、同じものをちょびっと注入。

で、滞りなく作業が完了し工場から出ると、オイル交換直後のあるあるで新油効果ともいうべき滑らかさを感じる。どんなオイルでも交換直後に感じることなので、「gen2だから全然違う!」というものではない(笑)・・・と思う。実際、この2日後にも運転する機会があったのだが、その時にはもう何も感じることはなくいつもと同じである・・・やっぱりオイル交換あるあるであるw

いずれにせよ、まだ交換したばかりなのでもう少し様子を見たいところだが、当方としては先代の8100 X-cleanと同じようなものであれば何も言うことはなく、これからも他メーカーのオイルに浮気せずこのgen2を使い続けていきたいと思う年末であった。

2020年12月12日土曜日

エンジンルームからのビビリ音

このブログでは度々異音(ビビリ音)絡みの記事をアップしてきた。こんな場末なブログにも関わらず、どの記事もそこそこのアクセスをいただいているようで、クルマの異音に対する関心の高さが窺える。確かに一度気になりだすと夜も眠れなくなるからね(謎笑)。

さて、今回の異音はタイトル通りエンジンルームからのもの。今年の春ごろから窓を開けて走っているとエンジン回転数が2000回転辺りを通過する(加速中、減速中問わず)辺りで、「ジャ~」と一瞬聞こえる現象を確認。その数ヶ月後には「ガガガGGGA~」とビビリ音にしてはちょっと重々しい音にまで成長(笑)。こうなると窓を閉めた状態でも耳に入ってくる。何とかしなければとボンネットを開け音が出そうなものを確認すると、意外とあっさり見つかった。音の感じからどこかの遮熱板がビビっているような感じだったので、まずヤワそうなデュアロジックの遮熱板を叩いてみた。そしたら「コン、コン」とかなりでかい音が鳴り響く。どうやら遮熱板とデュアロジックのアキュムレータが干渉しているようだ。

ここで少し説明・・・ウチの500はデュアロジックと呼ばれる所謂セミオートマチック車で、MT車と同じミッションとクラッチを機械が動かしている。この機械、つまりデュアロジックのユニットはアルミ製の遮熱板で覆われている。エキマニや触媒の遮熱板に比べるとどうしても間に合わせ的というかプアな印象を拭えないペラペラなものである。ま、このユニット自体が高熱を発するわけではないから、これはこれで良いとは思うけど・・・。

で、この遮熱板、ボルト4本(左右2本ずつ)で固定されているのだが、問題は向かって右側。右上部には例のアキュムレータがあり、それに合わせるように遮熱板は大きく膨らんでいる。周辺にはボルト止めする相手もない。元々タイトな場所だしね。しかしそれ故、ヤワい遮熱板が経年でよれてしまい、アキュムレータと干渉するに至ったと思われる。

こうなると、やることは一つ・・・ヤワい素材を生かして(?)、グイグイとアキュムレータから遠ざけるように手前に引っ張りまくってみる。もちろん程度ってものがあるが・・・(笑)。私は洗車のついでに素手でやっちゃったけど、この周辺には結構怪我しそうなものもあるので、真似する際は軍手などで手を保護してね。あ、あと、ちょっとタイトな場所なので人によっては手(指)が入らない、届かないってこともあるかと思われる。

そんな感じで叩いても「カン、カン」と鳴らなくなるまでグイグイしたら試運転だ。結果、異音が消え去った。素晴らしい! たったこれだけのことで大げさに喜んでしまう自分に気付く(笑)。ま、今回は異音の中でも発見・修復がかなり簡単なレアケースになるだろう。ご存じのように、異音は当該箇所を見つけ出すまでに相当な時間を要するものがほとんどだからね。

2020年11月22日日曜日

ドラレコ(リア)

先日、約2年前からフロントにドラレコを付けている話を書いたが、やはりリアにも、と言うか、リアにこそ付けるべきと最近になって思うようになり、素敵なやつ(?)を購入&取り付けることにした。う~ん、この2年何やってたんだか・・・(苦笑)。購入したのはJVC KENWOODのGC-DR20-Aというもの。水色のボディが気に入ってこいつにした。ウチの500のボディカラー、チャチャチャ アズールにそっくりだからね。そう、それだけの理由で選んだのだ。ま、あとは比較的最近のモデルだからとか、まずまずの値段だからとか、、、そういうのもある(完全な後付け・・・笑)。

ということで、お気付きの方もいらっしゃると思うが、このドラレコは本来フロント用である。最近はリア専用とかフロント&リアセットで売られているものもある。ただウチの場合、フロントには既に付けているし、上で書いたようにどうしてもこれにしたかったということもあり(笑)、リアに使っても特に問題はないだろうということでこれにした次第。

さて、取り付けは今回も自分で行った。ただ、ちょっと妙な取り付け方にしてみた。正攻法だとリアガラス直付け、ないしルーフの内張に取り付けることになると思うが、今回はスマホやタブレット用のヘッドレストホルダーを使ってみた。購入したのはVoulttomというメーカーのもの。

先ずヘッドレストホルダーに付属の丸いメタルプレートのメタル側とドラレコのマウントを貼り付ける。続いてメタルプレート粘着剤側は剥離シートを剥がさずヘッドレストホルダーのマグネットに磁石の力だけで貼り付ける。この方法だとドラレコを他の場所に移動したくなったら簡単に外せるから優柔不断な私にも安心(?)。

もちろん磁石の力は強力で、段差を超えた時の振動などでズレたり落ちたりすることもない(今のところ)。

例によって動画はYouTubeなどにあると思われるので、そちらを参考にしてほしい。なお下の画像のドラレコ画面にはシートの細かいチェック柄が映り込んでいる(笑)。

500の場合ヘッドレストを最大限伸ばさなければならないが、特に支障はない。

また、このドラレコはWi-Fiでスマホに映像を飛ばすことができるようだが、まだ試していない。購入して間もないのでもう少し様子を見てから、取り付け場所をはじめいろいろ弄ってみたい。

2020年11月21日土曜日

ガラスクリーナーと・・・

久しぶりにガラスクリーナーを試してみた。“STONER ガラスクリーナー インビジブルガラス”というものだ。STONERはアメリカのケミカルメーカーで、日本では呉工業から発売されている。

いわゆるアルコール系のサッと一拭きなクリーナーであるが、お断り(予防線とも言うw)をしておくと、ウチの500の窓はたいして汚れておらず、普段は水で濡らして固く絞ったタオルと乾いたタオルで綺麗な状態を維持しているので、こいつがどの程度の汚れを落とすのかは不明である。

使い方は自己流で、私の場合ペーパータオルにスプレーしてから拭き上げる。

ガラスに直接スプレーすると、関係ないところに液体がかかっちゃうからね。感覚としては厚手の濡れティッシュで拭くような、、、そんな感じ(笑)。

なお、タオルやマイクロファイバーは細かい毛がガラスに付着する可能性があるのでパス(水だけや乾拭きなら問題なくとも、この手の液体を付けて拭くとなぜか付着することがあるのだ)。続いて仕上げの乾拭きは使い古しだがゴワゴワしていないタオルでサッと拭き上げる。

さて仕上がりはどうだろう・・・うん! 上で書いたようにもともと汚れてないからあまり違いが判らない(笑)。当然、外側と内側の両面を施工したのだが、本当に違いが判らない。強いて言えば、ガラス表面が若干滑らかになるのだろうか、ツヤが増したような気がしなくもないといった程度である。これなら、従来の濡れタオル+乾拭きでOKなのかなと思ったり、思わなかったり・・・。

ま、容量が約650ミリリットルとたっぷりあるので自宅の窓ガラスにも使ってみようかと。また蛇足かもしれないが、これはあくまでもクリーナーであり、ウロコのような頑固な付着物にはやはり研磨剤の出番となるだろう。

と、これで終わってしまうと怒られそうなので(謎笑)、ガラスに関係した話をもう一つ。ウチの500は2009年に新車で購入したものだが、最初の2~3年ほどフロントガラス内側の汚れに悩まされた。油膜のような拭き残しのような、朝日や夕日に向かって走っていると特に目立つものである。もちろん定期的に拭いていたのだが、すぐに(極端な話その日のうちに)また汚れが浮き出てくるのだ。上で書いたような濡れタオルやガラス専用のクリーナー、果てはガラス用研磨剤まであらゆるものを試してみた。どれもクリーニング直後こそ綺麗になるが、短時間で汚れてくる。が、しかし、それから2~3年が経ったころ、ふと気付いた。「あれ? そういえば最近汚れないなぁ」って。そう、ほとんど汚れず、ガラスの存在すら忘れてしまっていた(嘘)w いや冗談抜きで最後に必死こいて窓拭きをしたのはいつだろうってな感じであった。

何がなんだかわからないうちにまた数年の時が経ち、たまたま覗いた海外の洗車絡みのフォーラムで興味深い記事を読んだ・・・新車の場合、ダッシュボードの塗装からの揮発成分でしばらくはフロントガラスが汚れやすくなる云々・・・マジ? これで解決と早合点することはできないが、当てはまってるよなぁ。もっとも全ての塗装済みダッシュボードでこうなるわけじゃないのかもしれないが、この書き込みは説得力があるよなぁ。私にとってダッシュボードが塗装されたクルマはこの500だけ。思い起こせば前所有車トゥインゴを含め所有した全てのクルマは塗装されていなかったので問題になるはずもなく、500で初めて散々な思いをしたのも塗装のせいなんじゃないかと。恐らく間違いないんだろうね。でも、もしその通りなら新車から数年の間、揮発成分を吸い込んでいたことになるね。今のところ健康上の問題はないようだが。心配なら新車からしばらくの間は窓を開けて運転しましょう!ってか?(笑・・・えない)

2020年10月25日日曜日

ドラレコ(フロント)

フロントにドラレコを取り付けてから2年以上が経った。機種はガーミンのGDR43Jというもの。リリースされたのが2014年らしいので、2年前の2018年当時でも4年経つ古いモデルだが、安く売られていたのと、個人的にガーミンの製品を信頼しているのでこれを選んだ。ここで言う信頼とは丈夫なことである。なにしろ10年近く前に購入した同社のポータブルナビが今でも普通に使えるのだ。ま、もっとも地図データは古くなってしまいサポートもないけどね・・・。だからと言ってこのドラレコも丈夫かどうかはわからないが、この2年、問題なく使えているのは確かで、それなりに期待できそうな感じではある。

2018年8月に取り付けたので本当に2年が過ぎたわけだが、付属のマイクロSDカード共々元気に働いている(もちろんマイクロSDカードは定期的にフォーマットしている)。取り付けは自分で行った。いざという時のものなので、あまり役に立ってほしくはないが、そのいざという時のために地味ながらも長期に亘り確実に動作してくれるのはこの手のデバイスの最も重要なポイントである。

デザイン的には、その大きさや無骨な佇まいから若干古さは否めないが、隠しカメラ的なものよりも“抑止”という意味で存在感をアピールするのもまたポイントの一つだろう・・・と思う(謎)。

動画はYouTubeで検索するといくつか出てくるのでそちらをご覧いただきたいが、自宅のパソコンに取り込んで再生してもまずまずの画質であることを確認している。

「リアには付けてないの?」という声が聞こえてきそうだが、つい最近になってリアにも付けた。別メーカーの比較的新しいものだ。それについてはまた後日

2020年9月26日土曜日

大容量モバイルバッテリーで・・・

今年の2月、タイヤの空気圧管理について少し書いたが、エアの補充で使うエアコンプレッサーは某三菱車のパンク修理キットに入っているもので、電源はクルマのシガーソケットから貰うタイプ。

9月も半ばを過ぎると涼しい日も増え、エアを補充するシーンが増えてくる。ということで、エアコンプレッサーの登場となる。しかし、こいつを動かすためにわざわざエンジンをかけるのもナンだし、AC100VのAC/DC コンバーターを購入することも検討したが、コードリールを引っ張り出す(コンセントがガレージから少し離れた家の中にしかないため)のも面倒だし・・・どうしようか思案していたところ、見つけたのがこれ・・・XNEMUの商品番号Q9C。“XNEMU”ってどう発音するのかね・・・。ま、わかりやすいメーカー名や商品名がないのはこの手の製品によくあることだが(苦笑)。ちなみに取説にも英語で“Multi-function portable car jump starter”としか記載されてない。

購入の決め手になったのは言うまでもなくシガーソケットアダプターが付属しているから。アマゾンで購入。

詳細はアマゾンなどで当該商品の説明を見てほしいのだが、注意点は本体に充電するための充電器は付属していないこと。なので手持ちの充電器で充電しなければならない(本体側USBタイプC、充電器側タイプAの充電用コードは付属している)。最初からある程度充電されていたので、2時間弱で満充電になった。ま、この辺は使う充電器のスペックにもよるだろう。

こいつにはUSB出力端子もありスマホなどのデバイスにも充電できるので、早速試しに手持ちのスマホを充電してみる・・・うん、問題なし。普通に充電できる(いや、できなきゃ困るけどw)。ちなみに電源を入れるには先ず本体横のスライドスイッチ(電源キー)をONにしてから本体上の電源ボタンを押す。すると4個のインジケーターが青く光り使用可能な状態となる。何もしない時間が約10秒続くと自動的に電源が切れる。とりあえず安全性は図られているようだ。また電源ボタン長押しでLEDマグライトを点灯させることも可能。

それではいよいよタイヤに空気を入れてみる。バッテリーの電源を入れ、コンプレッサーのスイッチをON・・・はい、こちらも問題なくコンプレッサーが動き出し、思惑通り普通に空気を充てんすることができた。これからの季節の空気圧管理がますます捗りそうだ(笑)。

ただ、このシガーソケット用端子からは12V前後ではなく実際には16V以上出ているようだ。手持ちのシガーソケットに挿すタイプの16Vまで計測できる電圧計を試すもアラームが鳴り計測不能状態になってしまった。単純な構造のエアコンプレッサーでかつ短時間の使用なら問題なさそうだが、精密機器には使わないほうが良いかもしれない。

ま、私は基本的にエアの補充にしか使わないと思うけど、エンジンをかけることもできるそうだし(もともとそれを売りにしている)、いろいろ充電できてLEDライトも付いている。今どきの非常時の電源としても使えそうなバッテリーである。

2020年8月23日日曜日

久々のタイヤにケミカル

数年ぶりに、タイヤに何か塗布してみたい病(なんじゃそりゃw)を患い、お馴染みのグリオズガレージで興味深いケミカルがラインナップにあったのを思い出し試してみることにした。その名は“VINYL & RUBBER DRESSING(ビニール&ラバードレッシング)”。自分が購入したのは容量8オンス(他に22オンスもあり)。

タイヤについては機会あるごとに書いている気がするが、私の場合、洗剤やケミカルはほとんど使わず、水とスポンジ、或いは水に濡らして固く絞った使い古しのユニセームで拭くだけで済ますことが多い。ただ、上述したようにごく稀にケミカルを使ってみたくなるのだ。このビニール&ラバードレッシングはタイヤに特化したケミカルではないのだが、ゆえに、もし仮にタイヤではイマイチでも他のプラ製パーツなどに保険として使うことができるだろうという消極的な理由(?)でこいつを選んだ次第。実際、未塗装樹脂に使えることも売りにしている。で、使ってみたのだが、結論から言うと今まで使ったタイやケミカルの中で一番マトモで、これからも定期的に使っていきたいという印象。

実は5月に購入し、すでに1回塗布している。1回目の塗布から約2か月後の7月に撮影したのが下の2枚の画像。固く絞ったユニセームで拭いたことはあるが、それ以外のケアは一切していない。ちなみにタイヤは今から3年前の2017年7月から履いているダンロップ エナセーブ EC203 185/55R15(履き始めてから約20000km走行、普段はガレージ保管、雨天時ほとんど走らず)である。塗布から2か月経ってもこの状態なら悪くない。


で、特に問題はなかったけど、この8月に改めて施工してみた。水だけで洗浄し乾燥させたタイヤにスポンジを使って塗布。このときタイヤに直接スプレーするのではなく、スポンジにシュシュッとスプレーし塗り込む。出てきた液体は白いサラッとした液体で、日本でもよくある水性タイヤワックスのそれとよく似たものである。匂いは説明が難しいが、やはり水性ワックスにありがちな匂いが若干ある。少なくとも他のグリオズ製品のような甘い香りはしない。

塗布に使ったスポンジはソフト99のタイヤ専用スポンジのピタスポである。昔購入したソフト99のタイヤワックスに付属していたのと同じもので、ワックス自体はあまり印象に残っていないが、このスポンジだけ気に入ってしまい(笑)、別売りのスポンジをスペアとして購入していたのだ。ただ残念ながら現在はカタログ落ちしたようである。少し小さめのスポンジながら、その名の通り、ピタッとタイヤの曲面にフィットする。こういう液体系のケミカルの塗布には持って来いなスポンジである。

水っぽいから力を入れずともガンガン塗り込め多量の液を必要としない。画像のように塗布中は液体系ということもあり濡れているが、すぐに乾き始める。

全体に塗り込んだら少し置いて、別の乾いたスポンジでムラや余分を落としてやる。ここで使うスポンジは何でも良いと思うが、私はキッチンにあったメッシュのスポンジで仕上げてみた。

下の2枚は施工後ちょっと走らせてから撮影したのだが、こんな感じで本当に自然な黒さを醸し出している(上:フロント、下:リア)。直接指で触ってもべとつかずツルツルというかサラサラとしている。他の水性ケミカルは本当に水性なのかと言いたくなるぐらい時間が経ってもべたついたりしてあまり良い印象がなかったが、これなら上で書いたように定期的に使いたくなってくる。タイヤで良い結果を出したので、未塗装プラパーツに対しても期待が持てる。


最後に・・・上でも少し書いたが、ウチの500はガレージ保管で雨の日はほとんど走らせない。なので、タイヤは何もしなくてもそれなりに綺麗な状態であることを付け加えておく。

2020年7月3日金曜日

ヒーターホース交換(後編)

前回の続き

ってな感じで、今回はクルマを預けてしまったので、作業中の画像はないが、取り外された古いヒーターホースを見せてもらった。ホースの下にある黒くて丸いものがエア抜きバルブのスクリュー。
ちょっと触れただけで取れてしまったそうだ。この辺りは他のショップさんのブログにも同じようなことが書かれていたので、ウチのも近いうちにこうなるんだろうなと覚悟はしていた。しかし、なぜプラ製なんだろう・・・軽量化? コストの関係? ピッタリ80000kmでダメになるのもタイマーっぽいし、さらに、ホースごとの交換になってしまうのも、なんだかなぁ・・・と愚痴・グチ・ぐち(笑)。ま、ウチのは11年80000km持ち堪えたのだから、マシなほうだよね、うんうん。

下の画像はスクリューが取れて(もげて)しまったエア抜きバルブ周辺。

プラスチック然としたスクリューも目に眩しい(笑)所定位置に装着された純正新品ヒーターホース。

ホースを固定するクランプ(ホースバンド)は再利用できないので、メカニックKさんの計らいでネジ式のものに交換(左:古いクランプ、右:新しいクランプ)。

そして、ワコーズのクーラントブースター。今回の作業でクーラントを交換することになったので改めて入れてもらった。先日の車検時に入れてもらったばかりで、ちょっともったいないことになってしまったが、結構気に入っている添加剤なので、躊躇なくオーダーした次第。

そんなこんなで、約1週間後にクルマを受け取りに行ったのだが、雨が多い時期に預けたにもかかわらず、ボディには薄っすらと埃が付いているだけで、全く雨に濡れた形跡がなかった。トゥインゴ時代からお世話になっているこちらの整備工場さんにはいつもお気遣いいただき大変恐縮である。最後に今回のお代はヒーターホースが税別5,800円、コミコミで2万円台半ばであった。

・おまけ
おまけ? とんでもない! これが本当の11年80000km(なんか半端w)を祝う記念の品だ(笑)。ちょっとばかり気泡が入り始めたフロントエンブレムを新品に交換。
画像左上:上部赤い部分の縁に気泡。左下:下部にも。
右上:古いエンブレムの全体像。右下:装着された新品エンブレム。

リアのエンブレムは一足先に同じような状態になり、2年半ほど前にディーラーさんで交換してもらった。フロントのほうは若干長持ちするみたい・・・ウチのだけかもしれないがw

2020年6月30日火曜日

ヒーターホース交換(前編)

5月に5回目の車検を受け、6月に丸11年を迎え、さらに総走行距離80000kmに達成し、何か記念になるものが欲しいなと思っていたら・・・

・・・とても素敵なサプライズが用意されていた。

梅雨の晴れ間の早朝ドライブから帰宅しオドメーターはピッタリ80000kmを表示していた。 意気揚々と埃を払いガレージに格納。ところが今500がいた地面を見ると、そこには怪しげな液体のシミが・・・。

一瞬オイルかと思ったが、やたらポタポタと滴っているのでまさかと思いボンネットを開けると、なんともいえないちょっと甘いかほり。よく見ればミッションケース上部の複雑な凸凹に赤い液体が溜まってる。その真上辺りにはヒーターホースのエア抜きバルブ。なんか濡れてる・・・はい、クーラントがこのバルブから漏れてましたよっと。トホホ...。

エンジンが冷えた頃を見計らって当該箇所を観察すると完全に漏れが止まり、何事もなかったかのように乾いた状態。

エンジンかけて熱くなると漏れ出すようだ。てか、ここから漏れだすのは、500では結構有名だよね(?)。ま、見ていても直らないから、いつもの整備工場さんにヒーターホースを取り寄せていただき、交換作業と相成った。その際、当然クーラントも交換することになるのだが、今まで入っていたクーラントは前回ディーラーさんで入れてもらったワコーズのR316という赤いクーラント(こちらからのオーダーではなくディーラー指定のもの)。これは市販されていないようで、これも取り寄せていただくことになった(色だけでなく成分も同じほうが良いだろうという判断)。#実際ワコーズのクーラントは良いそうです。

で、今回はこちらのスケジュールの都合もありパーツが揃う前に入庫し、またエア抜き作業があるため数日間工場に預けることになった。入庫時の総走行距離80008km。

つづく

2020年6月5日金曜日

タイコの穴

昨年12月のオイル交換のとき、メカニックのKさんからマフラーのリアサイレンサー(タイコ)の下部が真っ黒くなっているとの指摘があった。ただ、これは以前からこんな感じで黒くなっていたのを何となく覚えていたので、もともと水抜き用の穴が開いているのではと私は思っていた。しかし、腐食が始まっている可能性も皆無ではないので、約半年後の先日の車検時に確認することになった。

画像は昨年末のオイル交換時に撮影したものだが、ちょっと不安になるよね。

で、パーツクリーナーで洗浄したらこんな感じ。なんか人の鼻のような形状をした水抜き穴が・・・。間違いなくタイコ製造時に開けられた穴だろうってことで、塞がずこのままにしておくことに。

どうせすぐまた黒くなってしまうけど、仕上げに(?)シルバーの耐熱スプレーで綺麗にして確認作業終了。

クルマを点検していると一瞬焦ることがたまにあるけど、な~んだってことも多いよね(笑)。

2020年5月15日金曜日

5回目の車検

先日いつもの整備工場さんで5回目の車検を受けた。ウチの500もあっという間に丸11年である。入庫時の総走行距離79395km。


特に不具合はなく、お約束のエンジンオイル&フィルターの交換と昨年入れてもらって調子が良かったワコーズのクーラントブースターを再度LLCに投入してもらったぐらいである。


エンジンオイルはいつものMotul 8100 X-clean 5W40。

フィルターもいつものMANNフィルターW610/3。

そしてワコーズのクーラントブースター。1本目を投入してから1年経っているとはいえ、クーラントを交換せず連続で2本目を投入して大丈夫なのか訊いてみたら「大丈夫!」というか、寧ろお勧めされたのでお願いした次第w ちなみに前回クーラントを交換したのは約2年半前である。

あとはタイヤのローテーションをしてもらい、車検ラインに通す。

問題なく2~3時間で全て終了。今回のお代はコミコミで約89,000円。

妙なウイルスが猛威を振るうなか、テキパキと作業を行なうメカニックさん達のお陰で無事に11年を迎えることができる。有難い限りである。