2020年11月21日土曜日

ガラスクリーナーと・・・

久しぶりにガラスクリーナーを試してみた。“STONER ガラスクリーナー インビジブルガラス”というものだ。STONERはアメリカのケミカルメーカーで、日本では呉工業から発売されている。

いわゆるアルコール系のサッと一拭きなクリーナーであるが、お断り(予防線とも言うw)をしておくと、ウチの500の窓はたいして汚れておらず、普段は水で濡らして固く絞ったタオルと乾いたタオルで綺麗な状態を維持しているので、こいつがどの程度の汚れを落とすのかは不明である。

使い方は自己流で、私の場合ペーパータオルにスプレーしてから拭き上げる。

ガラスに直接スプレーすると、関係ないところに液体がかかっちゃうからね。感覚としては厚手の濡れティッシュで拭くような、、、そんな感じ(笑)。

なお、タオルやマイクロファイバーは細かい毛がガラスに付着する可能性があるのでパス(水だけや乾拭きなら問題なくとも、この手の液体を付けて拭くとなぜか付着することがあるのだ)。続いて仕上げの乾拭きは使い古しだがゴワゴワしていないタオルでサッと拭き上げる。

さて仕上がりはどうだろう・・・うん! 上で書いたようにもともと汚れてないからあまり違いが判らない(笑)。当然、外側と内側の両面を施工したのだが、本当に違いが判らない。強いて言えば、ガラス表面が若干滑らかになるのだろうか、ツヤが増したような気がしなくもないといった程度である。これなら、従来の濡れタオル+乾拭きでOKなのかなと思ったり、思わなかったり・・・。

ま、容量が約650ミリリットルとたっぷりあるので自宅の窓ガラスにも使ってみようかと。また蛇足かもしれないが、これはあくまでもクリーナーであり、ウロコのような頑固な付着物にはやはり研磨剤の出番となるだろう。

と、これで終わってしまうと怒られそうなので(謎笑)、ガラスに関係した話をもう一つ。ウチの500は2009年に新車で購入したものだが、最初の2~3年ほどフロントガラス内側の汚れに悩まされた。油膜のような拭き残しのような、朝日や夕日に向かって走っていると特に目立つものである。もちろん定期的に拭いていたのだが、すぐに(極端な話その日のうちに)また汚れが浮き出てくるのだ。上で書いたような濡れタオルやガラス専用のクリーナー、果てはガラス用研磨剤まであらゆるものを試してみた。どれもクリーニング直後こそ綺麗になるが、短時間で汚れてくる。が、しかし、それから2~3年が経ったころ、ふと気付いた。「あれ? そういえば最近汚れないなぁ」って。そう、ほとんど汚れず、ガラスの存在すら忘れてしまっていた(嘘)w いや冗談抜きで最後に必死こいて窓拭きをしたのはいつだろうってな感じであった。

何がなんだかわからないうちにまた数年の時が経ち、たまたま覗いた海外の洗車絡みのフォーラムで興味深い記事を読んだ・・・新車の場合、ダッシュボードの塗装からの揮発成分でしばらくはフロントガラスが汚れやすくなる云々・・・マジ? これで解決と早合点することはできないが、当てはまってるよなぁ。もっとも全ての塗装済みダッシュボードでこうなるわけじゃないのかもしれないが、この書き込みは説得力があるよなぁ。私にとってダッシュボードが塗装されたクルマはこの500だけ。思い起こせば前所有車トゥインゴを含め所有した全てのクルマは塗装されていなかったので問題になるはずもなく、500で初めて散々な思いをしたのも塗装のせいなんじゃないかと。恐らく間違いないんだろうね。でも、もしその通りなら新車から数年の間、揮発成分を吸い込んでいたことになるね。今のところ健康上の問題はないようだが。心配なら新車からしばらくの間は窓を開けて運転しましょう!ってか?(笑・・・えない)