先日の1年点検で偏磨耗(内減り)を指摘された。後日自分の目で確認すると・・・所見で急を要さないと言われたが、これはちょっと酷い状態・・・。
いくらわかり難い内側とはいえ、指摘されるまで気付かなかった自分が情けない。
でも、なんで内減りしちゃったんだろ?・・・ぶつけたとか乗り上げたなんて記憶はなく、足回りを弄った記憶もない。ショックやブッシュ、マウントがヘタって車高が落ち、天然シャコタン、天然鬼キャン(?)になってハの字になってしまったのか。とりあえず自宅で簡易的な計測を行なった。
あまりにもルーズにやったため、数値が正確ではないが、何度計測してもトーアウト状態であった(約7mm)。ちなみにフロント左右とも同じように内減りしている。また、このような状態でも、走行中にハンドルから手を放すと右または左に流れたりすることはなく、その他の違和感も全くなかった(気付かなかっただけかも)。燃費も5月には21.2km/lをマーク。タイヤが内減り、つまり引きずられていたとは思えない数字だ。
続いてプロの目で確認してもらうべく、トゥインゴ時代からお世話になっている整備工場に持ち込んで、サイドスリップテストを行なった。テスターに前輪を乗せるとけたたましいブザーが場内に鳴り響く。。。画像はないけど・・・OUT側に8m/km・・・えー!? とんでもなくトーアウト。これじゃ車検も通らないよ・・・。昨年ここで車検を受けたんだけど、当時は問題なかったんだよね。となると、この1年で一気にハの字になちゃったのかな。メカニックKさんも「昨年問題なかったのはちょっと不思議だけど、年式や走行距離を考えればアッパーマウント辺りのヘタリで車高が落ちて・・・ってことはあるよ」続けて「で、どーします? 本当はタイヤ交換後に調整したほうが良いと思うけど・・・」う~ん、確かにそうなんだろうけど、今すぐ交換するわけでもないから、とりあえず現時点での調整をお願いした。
そうと決まればトーをサクッと調整。左右のロックナットを緩め、交互にタイロッドをグリグリとやって一発で0m/km! さすがプロ! やっぱり頼んで良かった。
Kさんから「ハンドルのセンターが出てるかどうかちょっと走ってきて#俺は忙しいから工場を離れられない」と。早速工場の近所を走ってみると全く問題なし。てか、以前と何の変化もなく拍子抜け。工場に戻り問題ないことを告げお代を払って帰路につく。工場から家まではじっくりと遠回り(笑)。確かにハンドリングなどに変化はないようだが、ザラついた路面を走行してみると、トーが適正になって真直ぐ転がるようになったからか、それまでより若干音がマイルドになっていることに気付いた。
しかし、トーが適正になっても内減りしたタイヤが元に戻ることはない。「じゃ、次はどんなタイヤにしようかな?」と考える。#実を言うと、もう少しエコスには頑張ってもらいたかったのだが・・・。やはりエコタイヤ? 奮発してコンフォート? あまり悩む時間はなかったが、引き続きエコにしてみた。今度はダンロップのエナセーブ EC203。
今までと同じエコスじゃ芸がないからね(謎)。トー調整から数週間後、以前もお世話になったタイヤショップさんで購入し交換してもらった。
ホイールも洗っていただき、気持ち良くお店をあとにして気付くのは・・・
「あれ? エコタイヤだからよく転がるのは確かだけどなんか違う」・・・なんというか凄く自然に転がる印象である。エコスは不自然に転がり過ぎるぐらいよく転がっていた印象だったけど、エナセーブはブレーキやシフトダウンにあまり気を使わず、普通に走ることができる。とにかく疲れないのだ。もちろん、こちらがエコタイヤに慣れちゃったからというのもあるかもだが・・・。
製造年・週は4本とも2017年24週・・・ほぼ出来立てホヤホヤ(笑)。
安心のMADE IN JAPAN。
また、静粛性はこの手のタイヤにしてはなかなかなもの。前のエコスは約4年という年数を経て固くなっていただろうし、トーの問題も手伝ってかなり煩くなっていたことに気付かされる。特にザラついた路面では約15km/hから停車直前にかけてゴゴゴゴゴと細かい振動とともに騒音が発生していたのだが、それが嘘のように消え去った。その差は歴然である。まだ下道を400km程度走っただけで、高速道路や雨の日の運転はしていない。なので、細かいことは言えないけど、これはちょっと良いタイヤかもしれない・・・履き替え直後ゆえ、嬉しさが前に出て全体的に好印象になってしまうのはご了承いただきたい・・・(笑)。あ、そうそうエコタイヤの本分である燃費はエアコン使いまくりの現状で16.5km/lを出している。
今現在の総走行距離は60000kmをオーバーしたところ。メカニックKさんからもマウント辺りの経たりを指摘されたが、そろそろショックやマウント類の交換も視野に入る。そのときはこのエナセーブを履き続けているのか、思い切って新タイヤに交換するかはわからない。いずれにせよ、しばらくはこのタイヤと付き合っていくことになるだろう。
しかしタイヤ交換のたびに思うけど、何の根拠もないけど、クルマの印象ってタイヤが8割だね(?)。