2016年12月30日金曜日

エコタイヤ3周年とイリジウムプラグ1周年

・エコタイヤ
タイヤを新車時より履いていたDUNLOP SP SPORT 01からYOKOHAMA ECOS ES31に交換して丸3年が経った。交換してからの走行距離約25000km。
3年使ってみての印象は・・・一言で言えば「普通」となる(笑)。

以下、素人の妄言・・・
基本的に今でもよく転がるタイヤである。しかし、自宅のガレージは若干スロープになっていて、新品から暫くはブレーキペダルから足を離せばスルスルと転がり出したのが、今ではちょっとアクセルを踏んで勢いをつけないと転がり出さなくなった。古くなってきて抵抗が増えたのだろうか? 走行中は新品時と変わらずどこまでも転がっていくような印象が今もある。ま、実際には低速時で抵抗が出始めていることからも、さすがに新品時と全く同じってことはないんだろうね。

3年間のうち雨天走行はたったの3回程度。そのうち1回は土砂降りの山坂道だったが、怖い思いをすることもなく普通に走行できた(当たり前か 笑)。新品時とは明らかに変化したのがロードノイズ。荒れた路面でのノイズの出方が新品時とは違う・・・はい、煩くなってきたんです。綺麗に舗装されたところは今でもかなり静かで嬉しくなってくるが、ちょっとでもざらついているところだと勇ましいロードノイズが現れる。この辺はどんなタイヤでも年数、走行距離を重ねれば仕方ないことかもしれないけどね。ウチの500の場合、ダッシュボードのビビリ音対策が上手くいったから、相対的にタイヤからのロードノイズが目立ってきたってこともあるのかな。下の画像は新品時に撮影。

じゃあ「履き替えたいか?」と訊かれたら、「まだ履き替えない」と答える。寿命というにはまだまだ早いし、お金もないし(これ重要)。でも、いつになるかわからないけど、次回も多分エコタイヤかな・・・実はちょっと気になるタイヤがあったりなかったり(謎)。
あ、忘れてた・・・燃費は特に変化なしです(約16~良くて20km/l)。

・イリジウムプラグ
点火プラグをフィアット純正のZKR7A-10(NGK)からイリジウムMAX・DCPR7EIX-P(NGK)に交換して丸1年が経った。交換してからの走行距離約9000km。
1年使ってみての印象は・・・一言で言えば「良い!」となる(笑)。

以下、素人の虚言・・・
以前にも少し書いたけど、特に高速走行時が気持ち良い。加速車線での加速、追い越し時の加速は本当に気持ち良く、余裕を持って楽に行なえるようになった。なので、最近は用もないのに高速道路に乗る機会が増えてしまった(笑)。とは言っても、長距離は少なく往復100km程度ばかりだが・・・。

イリジウムプラグのお陰か、高速走行が増えてエンジン内部が綺麗になったのか、一般道でもなんか気持ち良くなった印象を受ける。もちろん、普段はプラグの存在を意識して運転しているわけではないのだが、トルクが痩せることもなく、概ねストレスなく走らせることができるのだ。画像は上:DCPR7EIX-P、下:ZKR7A-10。

当初は純正と比べれば突き出し量の違いなどもあり、違和感を覚悟していたのも事実。しかし、今のところ悪いところは一切なく、次回も迷わずイリジウムにするつもりである・・・って次回の交換は何年後なんだろう?(笑)

2016年12月15日木曜日

ビビリ音退治

クルマを走らせていると何かしら不快なノイズを耳にすることがある。エンジン音や排気音、走行音は別にして、車内のどこからともなくカタカタ、コトコトといった軽い打音が聞こえてきたり、ビ~ンというビビリ音が聞こえてきたり・・・。私の場合、特にビビリ音が苦手で小さくても我慢できなかったりする。まぁ、我慢できるかどうかはともかく、あの安っぽくて耳障りなビビリ音が好きな人はいないよね(笑)。

ウチの500もご多分に漏れずノイズが発生している。先ずカタカタ音。新車に近いときから現在に至るまで、段差やうねりを超えたときなどに運転席側ドアのウィンドウがカタカタしている。でも、不思議なことにこの音はあまり気にならない。やはり気になるのはビビリ音だ。

2~3年前の夏、ざらついた路面を低速で走行しているとき限定で、車内フロント回りからビ~っとビビリ音が発生。発生場所を突き止めるのにちょっと苦労したが、フロントガラス上部に貼り付けられたETC車載器(アンテナ一体型)の音量などを調節する押しボタンが原因であると判明。ボタンをテーピング(?)して急場を凌いだ。急場と言いつつ、今もテーピングのままでいたりするけど・・・そう、ビビリ音がしなくなったらそれでOKだ。うんうん。

が、しかし・・・今年の春先、またしても同じ条件下でビビリ音が発生。ETCのボタンのテーピングが剥がれてきたかと、ボタンに触れるも鳴り止まない。どうやらダッシュボードあたりから発生しているようだ・・・バビ~ンと本当に安っぽい低級音。

前回のビビリ音のときから、フロントガラスとダッシュボードの隙間に押し込むビビリ音低減モールなるものが存在することは知っていた。当時の真犯人はETCと判明したのでそいつを購入せずに済んだが、どうやら出番が回ってきたようだ。

そのモールとはエーモンの“ビビリ音低減モール ダッシュボード用”。そのまんまな商品名が笑えたり期待を持たせてくれたり(笑)。個人さんのブログや商品レビューでも評価は高く、ウチの500にも効果があればと過度な期待はせず購入した。

早速、フロントガラスとダッシュボードの隙間に押し込んでみる。オフィシャルサイトにもあるように内装剥がし(内張りはがし)を使えば楽に押し込める。余りは(よく切れる)ハサミでカット。あと、作業には手袋があると良いかも。ウチの500のこの部分の隙間はかなり深そうだが、最初はあまり押し込まず、モールの上部が運転席から見えるぐらいのところで様子をみることにした。

結果は全くダメ。何もしていないのと同じ。やはりある程度押し込まないと効果がないようだ。で、押し込んだのだが・・・本当にこの隙間の奥が深いのだ(一部浅いところもあるが)。なんか怖くなってきたので、ある程度押し込んで終了。完璧じゃないけど、確かに鳴る回数は減った。そうこうしているうちに暑い夏。もうほとんど音はしない。お、成功したか? だが秋になると・・・気温が高めな昼間は良いけど、涼しい夕方になるとまたまたビビリ音が発生。う~ん、どうやら暑さでダッシュボードの樹脂が柔らかくなって(膨張して?)音が鳴り止んでいただけだったようだ。困ったなぁ・・・音がしているときにグ~~ッと強めにダッシュボードを前方に押してみると音が鳴り止むことは確認済み。

間違いなくガラスとダッシュボードの隙間の問題なんだよなぁ・・・。仕方がない、ダメ元でさらに奥深くモールを押し込んでみることにした。今度は怖がらずモールが止まるところまでゆっくり丁寧に押し込む。「このモール、もう取り出すことが不可能では?」と心配になってくるが、ここまで来たら気にしてなんかいられない(笑)。で、作業が終了し早速近所を走らせる・・・「ん? うお~!! 全くビビリ音がしない!!」必ずビビリ音が発生する道を数往復してみたが、本当にしなくなったよ。数日後、温度変化が大きい早朝~夕方にかけいろんな道を冷静にテスト走行(ただのドライブとも言う 笑)。気温や道の状況に関係なくビビリ音は全く発生しない。それどころか、なんか全体的に凄く静かになった印象。ビビリ音だけでなく、エンジンルームなどからガラスやダッシュボードに伝わっていたノイズもモールによって低減されたのか。静かになると走行中の振動まで減ったかのようだ。大げさに言うと、まるでタイヤ、ショック、ブッシュ類を新品にしたんじゃないかと思うほど。うん、本当に大げさだ(笑)。少なくとも運転中のストレスが大幅に軽減されたのは確かだ。この副産物はちょっと感動ものである。

断面はT字型でストッパーという名の2本のササクレ(?)があるゴムモール。この形状に何か秘密があるのか?

そして今は冬。外気温が一桁という時間帯も珍しくないが、ありがたいことに全くビビらず快適にドライブできる。やはりモールはこれ以上無理というところまで押し込む必要があったんだな。他のレビューやインプレによると、ウチのように止まるまで押し込んで効果が現れるという人もいれば、少し余裕を持たせたほうが効果があるという人もいるようだ。この辺はケースバイケースで、いろいろと試しながら作業するしかないだろう。もちろん、ビビリ音の発生源が当該箇所であることが大前提となる。

いずれにせよこのモールは本当に優れもの! 購入して良かった! いや、私は決してエーモンさんの回し者じゃないですよ(笑)。あとは耐久性かな。長く持つことを期待しましょ。それと言うまでもなく、簡単なものとはいえ作業は自己責任で。そして、効果がなくても泣かないように・・・自分は半べそかいたけど(苦笑)。

ここに続編があります。