2017年12月27日水曜日

オイル交換とあのビビリ音など

・オイル交換とか
先月のことになるが、ディーラーにてこの時期恒例のオイル交換を行なった。今回はクーラントとサーモスタットwith水温センサーも交換。

エンジンオイルはお気に入りのMOTUL 8100 X-clean 5W-40(←これについてはもういいね?w)。クーラントはWAKO'Sロングライフクーラント(赤)・・・って作業明細にはあるけど、ワコーズに赤いクーラントなんてあるんだな。品番はR316(リッター税別900円)。今回初めての交換となるサーモスタットwith水温センサーは純正(税別5,200円)。残念ながら画像はない。このクルマのサーモスタット(ハウジング)は一部のパイプに樹脂パーツが使われていて、経年で割れる、折れるとの情報もあり、年数的に心配だったので交換を依頼した次第。なお水温センサーはサーモスタットを注文するとセットで付いてくるとのこと。予防交換なので交換しても特に変化はない。

あ、それとリアのエンブレムが色褪せてきたので同時に交換。もちろん初めての交換になる(税別4,580円)。この画像ではわかりにくいかもしれないが、手で持ってる左側が色褪せたエンブレム。細かい気泡で若干白っぽくなっているのが確認できるだろうか?

・ビビリ音
さて、今年書いた話題で続きを書かなければならないものがあったような気がするので、今年の問題は今年のうちにというわけではないが(笑)、この場でちょっと書いておく。

それは春ごろに書いた2種のビビリ音である。ダッシュボード先端のデフロスター(ベント)からのビビリ音は当時の記事にも書いたように、薄手の厚紙を挟んで音の件は解決した。しかし見た目が・・・。このベントを外して薄いスポンジや布製のテープをぐるりと貼り付けることも考えたが、脱着時にダッシュボードに傷を付ける可能性もあるので、厚紙とリプレイスするカタチでエーモンの“E464 配線止めテープ”なるものを2枚貼り合わせて差し込んでみた。

画像で見るとアップで撮影してることもあり、ぴょこんと飛び出して違和感を覚えるかもしれないが(あんまり差し込むと取れなくなっちゃうからね 笑)、厚さもちょうどよく、ダッシュボードとほぼ同色で運転中も全く目立たない。もちろん、肝心のビビリ音は今のところ再発していない。

続いて、テールゲートからのビビリ音。こちらの音も春から秋口にかけては鳴りを潜め、寒暖差が大きくなるころから冬に現れるという性質のもの。橋の継ぎ目やざらついた道路などを走行するとよく発生する。ビビリ音とは言ってもなんか細かく叩くような類の音で、金属的あるいはガラスに小さくて固いものが小刻みに当たっているような感じ。文字で表すとTaTaTaTaTa~nというかTTTTT~nという音だ(何を言っているのかさっぱりわからないよね? 笑)。いずれにせよ結構でかい音で不愉快極まりない。確か1年点検時に診てもらうつもりでいたのだが、当時は初夏でビビリ音は発生せず、診せるのを忘れてしまった(笑)。しかし、秋頃から音が復活したのでセルフチェックをすることにした。先ず一番怪しいと思われたテールゲートの内張りを外す。

この内張りには上部にプラ製のツメがあり、こいつをボディとガラスの間に差し込む構造。まさにビビリ音の原因ではないかと真っ先に疑った。


これとついでにトノカバーも外して走行してみる・・・しっかりビビってます・・・内張り&トノカバーは関係なかったようだ(疑ってゴメン)。

あとビビリそうなものはリアワイパーの付け根やワイパーモーターなどの駆動部。これらは強固に取り付けられていてビビリそうにない。さらにハイマウントストップランプのカバーとガラスの隙間にウレタンフォームを挟み込んでみたりもしたが、全く意味はなかった。

そして熱線の端子部。これも固い端子でボディやガラスに接触させない構造になっている。他のハーネス類も布テープが巻かれてコネクターもボディに接触しないように上手く取り回してある。


う~ん困った(泣)。どうしたもんだろう・・・だが、一つ気付いたことがあった。テールゲートを開閉するたびにビビリ音の出かたが変わるのだ。ある時はほとんど音が出ず、またある時は段差ともいえないマンホールを通過するだけで音が出たりする。そうなるとロック機構やストライカーか? ちなみに開閉や施錠・開錠に問題はない。


そういえば、ゴム足(?)で閉まり具合を調整できるんだよな・・・ってことで左右のゴム足をクルクル回して少し伸ばしてみた。

するとどうだろう、ほぼビビリ音がしなくなった。しかし、必ずと言っていいほどビビる近所の橋の継ぎ目ではやはり若干鳴るので、さらにゴム足を伸ばす・・・あまり伸ばすとテールゲートが閉まらなくなるのでほどほどに・・・そしたら橋の継ぎ目でも鳴らなくなった。お~成功したようです。てか、こんな簡単なことだったのかよ。この部分の異音でよくあるのはカタカタとかカチャカチャなんだけど、TTTTT~nだもんなぁ、発見に手こずるわけだ(言い訳)。でも、これってやはりロック機構とストライカーの噛み合わせが悪くなってきたってこともあるんだろうね。暖かい時期に鳴らなくなったのはゴム足が暑さで柔らかくなってピタっと機能するようになったからか? どうあれ根本的な解決にはストライカーの位置の微調整が必要になりそう。実は自分で調整しようとしたんだけど、固定ボルトがあまりにも固くびくともしない。なのでしばらくこのまま様子を見て、いずれディーラーさんで診てもらうつもり。

※ ビビリ音についてはここに続編があります。

2017年11月30日木曜日

カーオーディオ卒業?

今回はBluetoothスピーカー(以下BTスピーカー)のお話。500に限らずクルマとはあまり関係のないガジェットだが、500に載せて使う機会が多いのでちょっと書いてみる。

・発端
ウチの500は手に入れてから今年で丸8年になる。いろいろヤレが出てくるお年頃でもあり、特にオーディオのヘッドユニット(のCDプレーヤー)が気になっている。このヘッドユニットって結構高価なんだよね。妙なデバイスをぶら下げるのも嫌だし、コード類でゴチャゴチャも勘弁。以前のサイトでも書いたけど、社外品は内装に合わないので絶対避けたい。

いや、ヘッドユニットは今現在元気に動作している。音楽を聴くときは今もCD-Rに焼いたMP3ファイルを再生。貧乏臭い発想だけど、できるだけCDプレーヤーの使用回数を減らしてこのヘッドユニットを長く維持していきたいのだ。でも音楽は聴きたい(笑)。で、いろいろ思案した結果、手持ちのスマホと最近流行(?)のBTスピーカーを接続してみたらどうだろうと相成った。この手のガジェットをクルマで使うのは邪道かもしれないが、YouTubeでいろいろなBTスピーカーの比較動画を観ていると、どれも小さいのにかなり良い音で鳴っているのがわかる。やっぱりクルマで使ってみたい。

・Bluetoothスピーカーデビュー
そして今年の8月、値段と音のバランスを考慮しJBLのFLIP4(黒)を1本購入してみた。初めてのBTスピーカーだが、ペアリングは簡単だし、接続も早くて初心者でも安心(笑)。早速、自室で聴いてみると・・・良いねぇ。こんな小さなスピーカーからとは思えない大きな音で音質も良い。しかも有線で繋がっているかの如く安定している。特にヴォーカルが生々しく、すぐそこで歌っているかのようだ。ちなみによく聴くジャンルは80年代以降の洋楽(ロックやポップス)。さすがJBL! 小さくても抜かりがない。画像はFLIP4と大きさ比較で並べた500のペンケース(500がデビューして間もないころに購入した懐かしグッズ)。


後日、500に持ち込んで聴いてみると、低音はちょっと控えめながら、エンジン音や走行音にも負けず良い音が聴こえてくる。ま、比べちゃいけないけど、純正の6スピーカーに匹敵とまではいえないし、音に包まれている感はないに等しいけどね。ちなみにスピーカーの音量は常に最大、スマホで音量調節している。設置場所は助手席側のフロアに滑り止めのゴムマットを敷いたトレイを置きスピーカー本体が上を向くようにセッティング。さらに転がり防止でタオルを詰めた。助手席フロアだと運転の支障にならないというのもあるが、低音がまずまず出るようになる。でも、音はインパネから聴こえてくるような感じで面白い。同乗者がいるときやラジオを聴くときは今まで通りヘッドユニットで、一人乗車のときは専らFLIP4・・・これでヘッドユニットの使用回数を減らすという当初の目的は達成された。で、しばらくはこのスピーカー1本で満足していた。



・2本で2倍? いや4倍です!?
このFLIP4は口径4cm(出力8w)のスピーカーが2個装着されていて、小さいながら1本でステレオとなっている。まぁ小さいがゆえにステレオ感は乏しいが・・・。でも、このスピーカーは2本(以上)繋げて音を出すことができる。JBL Connectというアプリを使えば1本から右の音、もう1本から左の音を出すといった本格的なステレオ再生ができ(ステレオモード)、さらに2本以上の全てのスピーカーから同じ音を同時に出すことも可能(パーティーモード)。パーティーモードはアプリなしでもOK。

YouTubeの動画を視聴しても2本のほうが断然迫力のある音を出しているのがわかる。1本目を購入して約1ヵ月後の9月、2本目のFLIP4(グレー)を購入・・・我慢できなかった(笑)。届いたその日、箱から出してすぐに500に持ち込む(若干充電されていたのですぐに使えた)。2つのスピーカーの接続は両本体のコネクトボタンを押して行なう。1本目の黒いほうをスマホとBT接続(マスター)。2本目のグレーは1本目の黒とBT接続(スレーブ)されるカタチになる。上述したようにアプリはなくともパーティーモードで2本から音を出すことが可能。さてさて、2本つなぎの音はどうかな・・・こ、これは凄い、凄すぎる! 2本で2倍じゃなく4倍ぐらいの音になった、音量も音質も(個人的な感想です)。特に低音が豊かになった。1本だと走行音に掻き消されぎみだったベースの音がはっきりと聴こえる。もちろん中高音もさらに良くなっている。高速走行時の大きな騒音も意に介さない迫力の音が車内に響き渡る。これなら純正スピーカーに匹敵どころかそれ以上の音である(はい、個人的な感想ですw)。たった1本増やしただけでこの違いかよ・・・凄いぞ! JBL!

・お約束の問題発生
俄然気を良くした私はスマホにJBL Connectをインストールし、ステレオモードを試してみることにした。期待を胸に音楽再生・・・うわ、なにこれ!? 音飛び、ノイズのオンパレードで聴けたもんじゃない。その音飛びも無音になった部分を取り戻すかのように早送りで追いつこうとするようなむちゃくちゃな再生。なんか壊れちゃいそう・・・そういえば、Bluetoothと同じ2.4GHzを使う機器が傍にあると不安定になることもあると取説に書いてあった。1本繋ぎなら問題なくても2本ステレオ再生だと電波干渉をもろに受け不安定になってしまうことは十分にありえる。試したのは自室。無線LANルーターがある・・・こいつの電源を落とし、スマホやスピーカーの電源も入れ直して再度挑戦・・・ダメだ。ステレオモードだけでなくアプリを使ったパーティーモードもダメ。どうすんべ...とりあえず、JBL Connectをアンインストール。このアプリは当方のスマホとの相性が悪かったということにして、アプリなしのパーティーモードに戻すことにした。どうせ車内では助手席フロアに2本まとめて設置するからステレオ化する意味もあまりなく、パーティーモードで十分というのもある。で、戻してみたんだけど・・・げっ、なんで??? 音飛び&ノイズはそのままだよ...マイッタなぁ。ちなみに当方のスマホはAndroidで、比較的新しい機種だが決してハイスペックとは言えないややショボい代物(関係ないか)。Bluetoothのヴァージョンはスマホ、FLIP4ともに4.2。そうそう、こんなときでも1本繋ぎなら何ら問題なく綺麗に音が出ている。だがしかし、一度2本繋ぎを体験しちゃうともう1本には戻れないんだよね(笑)。
仕方ないので出来ることをやってみた。
・スマホの再起動(数知れず)
・両スピーカーのリセット(数知れず)
・ペアリングのやり直し(数知れず)
・2本目のグレーをマスターとしスマホとペアリング、1本目の黒をスレーブ化
 (マスターとスレーブの入替え)
・音楽再生アプリの変更
・ほとんど使わないアプリのアンインストール
・アンインストールできないプリインストールアプリのロールバック
 (調子良く2本が鳴っていた当時のヴァージョンに戻す)
残念ながらどれも改善には至らず。

・諦めないよ
でも不思議だよね。元に戻した以上に軽くなった(と思われる)状態なのに・・・てか、非常に悔しい。あとできることは外部ストレージ(microSDカード)にある音楽ファイルを内部ストレージに移動させることぐらい。そう、それまで全ての音楽ファイルは大容量の外部ストレージに入れていた。転送速度の問題もあるかもしれないので、空きが増えた内部ストレージに移動してみる。で、音楽再生・・・お、これは改善されたと言って良いだろう。たまにノイズが出るけど、ほとんど気にならないレベル。せっかくだから、このノイズも何とかしたいという思いでスマホを再起動して再生。そしたらどうだろう、完璧なパーティーモードが帰ってきた! 何時間再生しても音飛びはもちろん、ノイズも一切出ない。無線LANルーターを起動しても大丈夫。どうやらFLIP4とBT接続する直前にスマホを再起動する必要があるみたい(再ペアリングの必要はない)。ふぅ、良かった。何とかなったよー! でもやっぱり不思議だよね。2本目を購入して間もないころ、音楽ファイルは外部ストレージに入っていたし、再起動なんかしなくても何の問題なく2本鳴っていたのにね。ま、いいや、2本目が無駄にならなくて(違)。

・そいうものなんだな
国内外のレビューやフォーラムでのやり取りを読んでみると、スマホとJBL Connectとの相性がある(iPhoneも例外ではない模様)、JBL Connect自体に癖がある、スマホのスペックやパフォーマンスに依るところがある、といった旨の書き込みが散見された。今後の改善を期待したいところだ。当然のことながら、何の不具合もなくステレオモードで楽しんでいる人も多いと思われる。私も再度JBL Connectをインストールしようかと考えたが、またあんなことになっては敵わないので見合わせている(臆)。ま、なんというかBT接続する度にスマホの再起動をしなければならないというのは煩わしいが、この一手間でクリアかつ迫力のある音が問題なく聴けるから結果オーライ、現状大変満足している。車内ではBTスピーカーそのものが邪魔だろ、とか、2本持ち運ぶのは面倒では? なんて思われるかもしれないが、こんなに良い音が聴けるならそれぐらいのことは全く苦にならない。ただ、車載を考慮した製品ではないと思われるので、特に夏の閉めきった車内には放置できないね。長時間クルマから離れるときはBTスピーカーも非難させましょう。

長くなったけど、一時期は半べそもかいたけどw、これをきっかけにBTスピーカーにハマっちゃいそうです(笑)。

それと念のため・・・やたらFLIP4は良い音が出るって書いてるけど、言うまでもなくジャンルやその人の趣味嗜好によって全く合わないこともあると思われる。そこんとはよろしく!w

※ ここに続編があります。

2017年8月31日木曜日

洗車? してますよ!

超久々の洗車ネタ。こちらに引っ越してきてからは初めてとなる。

・Best of Show Detailer
相変わらずウチの500はグリオズガレージのケミカル類でピカピカの状態を維持しているが、この夏、日本で発売となった同社の“Best of Show Detailer”(ベストオブショウディテーラー)なるものが気になり、なぜか1度は買い逃したものの、2回目の入荷時にやっと入手できたので早速使ってみた。

例によって作業は自己流。
ソフト99のエクスイープで埃を払い、ボディにBest of Show Detailerをシュシュッとスプレー。水で濡らして固く絞ったマクロファイバークロスで軽く拭きあげ、その後シュアラスターのハイブリッドクロスなどで仕上げる。

本来なら水洗い洗車(フル洗車)後に作業したほうが安全(洗車傷的に)なのは言うまでもないが、水をあまり使わない洗車に慣れてしまったので(笑)、基本的に上記のようなやり方で作業している。


スプレーして先ず衝撃を受けるのがその匂い・・・誤解を恐れずに言えばグリオズ史上最高に甘い香り。他のグリオズ製ケミカルもかなり甘ったるいのだが、こいつは群を抜いている。どんな匂いかと言うとまんまかき氷のいちごシロップ。折しも夏、冷凍庫の氷にかけて頬張りたくなってしまった(笑)。いや、本当に子どもがいるところでの作業は注意を要する。この青い液体からはとても想像できない、というかマッチしない甘い香りである。

仕上がりは同社の“Spray-On Wax”と同じかそれ以上の輝きを与えてくれるようだ。ただウチの500は淡色なのと普段からあまり汚さないようにしているので、感動的な仕上がりというものはない。それでも、確かに輝きが増したなぁというのはパッと見でも感じ取れる。同社のBest of Show Waxや他の固形ワックスの保護にも使えそうだ。


グリオズ公式サイトでこの製品のQ&Aを読むと、使い方や性質が似たような製品“Speed Shine”との違いは何か? という質問が多数ある。グリオズ側からの回答は軽い埃や指紋を取り去るという部分はSpeed Shine、Best of Show Detailerとも同じで、Detailerはさらに色に深みを与え、塗装面を保護する成分も若干配合されているとのこと。また、直射日光の下でも作業ができるそうだ。ま、塗装面が熱いときはやらないほうが良いとは思うけど・・・どうなんだろう?

で、Q&Aで気になったのが水に濡れている状態での作業は効果が弱くなるというところ。やはり自己流による水で濡らして固く絞ったクロスを使うやり方は良くないのだろうか? ただ、フル洗車後、水滴を拭き取り乾いたクロスでの作業もしてみたが、仕上がりに明らかな違いはなかったように思う。いずれにせよ、この辺りは自己責任の話になるだろう。

これでグリオズのスプレーオンシリーズの4種(Speed Shine、Spray-On Car Wash、Spray-On Wax、そしてこのBest of Show Detailer)を揃えたことになるが、それぞれ用途が若干違うとはいえどれも甲乙付け難く、例えばSpray-On WaxをやめてBest of Show Detailerで代用できるかと訊かれれば「私にはできない・・・多分」となってしまう(笑)。今後は4種のスプレーを適宜(気分で?)使い分けていくことになると思われる。

・おまけ
2本目のタッチペン。2009年に購入した1本目は、昨年、ボトルを勢いよくシェイクしたら落としてしまい、見事にボトルと中身が飛び散ってしまった。で、この2本目を昨年12月に購入することに。つい先日も右フロントフェンダーに小さな傷を見つけ出番となった。できれば使わずに済ませたいが、いざというときにはやはりこいつが必要となる。

2017年7月30日日曜日

2回目のタイヤ交換

タイヤを交換した(ヨコハマ エコス ES31 → ダンロップ エナセーブ EC203 サイズはいずれも185/55R15)。約4年ぶり、2回目の交換である。交換時の総走行距離約59700km(前回の交換から約30000km)。

先日の1年点検で偏磨耗(内減り)を指摘された。後日自分の目で確認すると・・・所見で急を要さないと言われたが、これはちょっと酷い状態・・・。
いくらわかり難い内側とはいえ、指摘されるまで気付かなかった自分が情けない。

でも、なんで内減りしちゃったんだろ?・・・ぶつけたとか乗り上げたなんて記憶はなく、足回りを弄った記憶もない。ショックやブッシュ、マウントがヘタって車高が落ち、天然シャコタン、天然鬼キャン(?)になってハの字になってしまったのか。とりあえず自宅で簡易的な計測を行なった。
あまりにもルーズにやったため、数値が正確ではないが、何度計測してもトーアウト状態であった(約7mm)。ちなみにフロント左右とも同じように内減りしている。また、このような状態でも、走行中にハンドルから手を放すと右または左に流れたりすることはなく、その他の違和感も全くなかった(気付かなかっただけかも)。燃費も5月には21.2km/lをマーク。タイヤが内減り、つまり引きずられていたとは思えない数字だ。

続いてプロの目で確認してもらうべく、トゥインゴ時代からお世話になっている整備工場に持ち込んで、サイドスリップテストを行なった。テスターに前輪を乗せるとけたたましいブザーが場内に鳴り響く。。。画像はないけど・・・OUT側に8m/km・・・えー!? とんでもなくトーアウト。これじゃ車検も通らないよ・・・。昨年ここで車検を受けたんだけど、当時は問題なかったんだよね。となると、この1年で一気にハの字になちゃったのかな。メカニックKさんも「昨年問題なかったのはちょっと不思議だけど、年式や走行距離を考えればアッパーマウント辺りのヘタリで車高が落ちて・・・ってことはあるよ」続けて「で、どーします? 本当はタイヤ交換後に調整したほうが良いと思うけど・・・」う~ん、確かにそうなんだろうけど、今すぐ交換するわけでもないから、とりあえず現時点での調整をお願いした。

そうと決まればトーをサクッと調整。左右のロックナットを緩め、交互にタイロッドをグリグリとやって一発で0m/km! さすがプロ! やっぱり頼んで良かった。

Kさんから「ハンドルのセンターが出てるかどうかちょっと走ってきて#俺は忙しいから工場を離れられない」と。早速工場の近所を走ってみると全く問題なし。てか、以前と何の変化もなく拍子抜け。工場に戻り問題ないことを告げお代を払って帰路につく。工場から家まではじっくりと遠回り(笑)。確かにハンドリングなどに変化はないようだが、ザラついた路面を走行してみると、トーが適正になって真直ぐ転がるようになったからか、それまでより若干音がマイルドになっていることに気付いた。

しかし、トーが適正になっても内減りしたタイヤが元に戻ることはない。「じゃ、次はどんなタイヤにしようかな?」と考える。#実を言うと、もう少しエコスには頑張ってもらいたかったのだが・・・。やはりエコタイヤ? 奮発してコンフォート? あまり悩む時間はなかったが、引き続きエコにしてみた。今度はダンロップのエナセーブ EC203。

今までと同じエコスじゃ芸がないからね(謎)。トー調整から数週間後、以前もお世話になったタイヤショップさんで購入し交換してもらった。

ホイールも洗っていただき、気持ち良くお店をあとにして気付くのは・・・

「あれ? エコタイヤだからよく転がるのは確かだけどなんか違う」・・・なんというか凄く自然に転がる印象である。エコスは不自然に転がり過ぎるぐらいよく転がっていた印象だったけど、エナセーブはブレーキやシフトダウンにあまり気を使わず、普通に走ることができる。とにかく疲れないのだ。もちろん、こちらがエコタイヤに慣れちゃったからというのもあるかもだが・・・。

製造年・週は4本とも2017年24週・・・ほぼ出来立てホヤホヤ(笑)。

安心のMADE IN JAPAN。

また、静粛性はこの手のタイヤにしてはなかなかなもの。前のエコスは約4年という年数を経て固くなっていただろうし、トーの問題も手伝ってかなり煩くなっていたことに気付かされる。特にザラついた路面では約15km/hから停車直前にかけてゴゴゴゴゴと細かい振動とともに騒音が発生していたのだが、それが嘘のように消え去った。その差は歴然である。まだ下道を400km程度走っただけで、高速道路や雨の日の運転はしていない。なので、細かいことは言えないけど、これはちょっと良いタイヤかもしれない・・・履き替え直後ゆえ、嬉しさが前に出て全体的に好印象になってしまうのはご了承いただきたい・・・(笑)。あ、そうそうエコタイヤの本分である燃費はエアコン使いまくりの現状で16.5km/lを出している。

今現在の総走行距離は60000kmをオーバーしたところ。メカニックKさんからもマウント辺りの経たりを指摘されたが、そろそろショックやマウント類の交換も視野に入る。そのときはこのエナセーブを履き続けているのか、思い切って新タイヤに交換するかはわからない。いずれにせよ、しばらくはこのタイヤと付き合っていくことになるだろう。

しかしタイヤ交換のたびに思うけど、何の根拠もないけど、クルマの印象ってタイヤが8割だね(?)。

2017年6月1日木曜日

8年になります

500を購入してから8年・・・1年点検の時期がやって来た。
今回は交換するパーツが幾つかあったので、いつものディーラーさんにお任せした。
入庫時の総走行距離58574km。


交換したものは・・・

・エンジンオイルとフィルター
何はなくとも先ずオイル。お気に入りのMOTUL 8100 X-clean 5W-40。
フィルターは純正。
前回のオイル交換時の記事の最後に「寒い時期にはどのようなパフォーマンスを見せてくれるのだろうか?」なんて書いてあるので、冬季はどうだったのかちょっとだけ・・・一言で言えば寒いときも全く問題なし(当たり前か 笑)。いや、暑いときの印象が良かったので、寒い時期は逆に固めな印象になるんじゃないかと思ったりもしたんだよね。もちろんそんなことは全くなかったってことで。これなら1年を通して安心して使えるオイルである。ちょっと高価だけど、それに見合ったオイルといえる(個人的に)。他の人のインプレでこのオイルは持ちが悪い(腐るという意味ではなく、比較的早くおいしい時期が終わってしまうという意味)というのがあったが、ウチのように半年に1回(約4000km)で交換する場合は関係ないように思われる。う~ん、、、でも敏感な人だと劣化がわかるのかな・・・?

・ドライブベルトとテンショナー
どちらも純正。
ベルトは4年ぶり2回目の交換。テンショナーは今回初めての交換。
最近、稀に小さいながらベルト鳴きが発生していたのと、装着された状態でもわかるくらいの微細なヒビが発生していたので、もともとこの点検時にベルトの交換は考えていた。走行距離にもよると思うけど、純正ベルトは大体4年でヒビが入るようだ。で、今回は8年経つので(?)テンショナーも一緒に交換。

新品ベルト(税抜き3,680円)。

新品テンショナー(税抜き10,500円)。
交換後の印象は、ベルト鳴きが止んだのは当然として、アイドリング時のエンジンルームが静かになった。やはり交換前はベルトかテンショナー(プーリー)か、あるいはその両方かはわからないが、何かしらノイズを発していたものと思われる。走行時は音も走りも交換前と変わらない。

・O2センサー(リア)
ちょっと思うところがありフロントのO2センサーを交換したのが今年の2月。今回はリア(下流側とかセカンダリーとも)を交換した。交換した理由は・・・ちょっと思うところがあったので(笑)。お値段はフロントと同じく税抜き19,700円。

ここで誤解を招く画像をひとつ(謎笑)。
これはO2センサー(リア)交換前の5月21日に撮影したもの。この日は高速道路を多用したとはいえ、燃費が20km/lを超えている。自分もこの数字を見るのはかなり久しぶり。最近のエコカーなら珍しくもなんともない数字だが、8年落ちの普通のガソリン車でこの数字はなかなかなものだと思う。やはり、もしかしたら、これは先に交換したO2センサー(フロント)が功を奏しているのかもしれない。もちろん他の要因も考えられる。O2センサーを交換すれば即燃費が良くなるわけでもないと思われるので、その辺はよろしく!(逃)

あと点検の結果、急を要するものではないが、タイヤが内減りしているとのこと。まぁ、4年経つタイヤだし・・・そのうちね(謎)。

最後に今回の1年点検はコミコミで70,000円+αであった。


ってことで、ウチの500は9年目に突入です。

2017年4月10日月曜日

ブローバイホースとビビリ音(新・再)

1年点検を5月に控え、ウチの500は快調に走り回っているが、最近になって幾つか気になる現象を発見した。

・ブローバイホース
ボンネットを開け先日交換したO2センサーなどをまじまじと見ていたとき、ヘッドカバーから生えている黒い太目のホースに細かいクラックが入っているのを見つけてしまった。本当に微細だけど何本ものヒビが確認できる。画像だとヒビの部分がテカっていて埃も付着しているが、決してオイルが漏れていたわけではない。これはヒビを発見した当初、ビニールテープを巻きつけていたからだ。つまりテープの糊のせいである(笑)。

で、実際オイルが漏れてくるような状況ではなったので、1年点検まで待っても良かったけど、なんか気持ち悪いので(?)一足先にいつものディーラーで交換してもらった。

8年物のホースの全体像。

ヒビ。

内側からオイルが滴る。

おニューのホース。8年物との大きな違いは留めている部分の形状。括れがなくストレートである。

ある意味、予防整備だったので交換しても変化は特に感じない。

お代はコミコミで約6,000円であった。

・ビビリ音(新) テールゲート付近から
フロントが治まったと思ったら、今度は新たにリアからビビリ音が鳴り始めた。いつも確実にというわけではないのだが、ざらついた路面を走ると鳴り出すことが多い。発生箇所は車内側で、恐らくゲートの内張りがビビっているのではないかと思い、内張りをこじ開けるように隙間を作り中を覗いてみた。

すると隙間からこんなものがポロっと出てきた。5~6mm角のキューブ状で一辺に穴が開いている。何かのキャップだろうか?

上記のブローバイホース交換時にこれは何か訊いてみたら、恐らく欧州仕様のナンバープレート取り付けに関係するパーツではないかとのこと。日本向けの車両では必要ないものだが、なぜか残っていたと・・・。これがビビリ音と関係しているかはわからない。しかし、なんか気持ち悪いので(笑)1年点検のときに詳しく診てもらう予定。

・ビビリ音(再) ダッシュボード付近から
で、治まったと思ったフロントのビビリ音。またもや同じ条件下で僅かながらビビリ出した。ビビリ音低減モールはこれ以上無理というところまで押し込んでいるし・・・どうしたものか。そもそもダッシュボードとフロントガラスの隙間はどうなっているのだろう? ガラスを外すわけにもいかないしなぁ・・・。悶々としながらネットを徘徊していたら、FIAT 500 USA FORUMにあるフロントガラスの交換に関するスレッドで大変興味深い画像を目にした。まさに見たかったフロントガラスが外された画像である。しかし、ダッシュボードの先端とクッション材が確認できて感動したものの(笑)、これじゃモール以外で他にやることはもう何も無いとしか言いようがないとてもシンプルな構造である。

困ったなぁとそのページの複数の画像をなんとなく見ていると、デフロスターの吹き出し口がダッシュボードとは別パーツであることを発見。「あ、そういえば確かに別パーツだったよなぁ、、、これはもしや」・・・後日、この吹き出し口を触ると微妙にパカパカする。やはりそうかとダッシュボードと吹き出し口の隙間に薄い厚紙(菓子箱)を滑らすように挟んでみた。そしたら見事にビビリ音が鳴り止んだ。ここがビビリの総本山だったのかと歓喜した(大げさ)。フロントガラスにガレージの屋根が映り込んでわかりづらいが、細かく切った薄い厚紙をこのように施工(施工というほどのものではない)。

・・・見た目がかなりダサいので(汗)そのうち対処するつもり。

あのときビビリ音低減モールが功を奏したのは、ギュ~っとモールを押し込んだことにより、ダッシュボードの縁が変形し吹き出し口との隙間に変化(ピタリと接触したか、ビビらない程度に隙間が大きくなった)が生じたからだと思われる。その変化が微妙だったので時間の経過とともに元の形状に戻ってまたビビってきたと・・・。ま、エンジンルームからのノイズも低減されているようだし、実証してないけど、モールと厚紙の相乗効果でビビリ音が鳴り止んだ可能性もある。なのでこのモールを取り外すつもりはない。

※ ビビリ音についてはここに続編があります。