2019年6月26日水曜日

Best of Show Spray Wax

はい、久しぶりの洗車ネタ。
今回は昨年11月のあるイベント会場のル・ガラージュさんの出店で購入したグリオズガレージのBest of Show Spray Wax(22オンス)である。もうねグリオズの似たようなスプレータイプの仕上げ剤をたくさん持っているのにこの手の製品が出ると使わずにはいられない悲しい性が現れてます(謎笑)。
これは天然カルナバロウとポリマーの混合ワックスで、クリーナーや研磨成分は配合されていないそう。またベースのワックス(例えば同社のBest of Show Waxなど)を保護する効果もあるとのこと。使い方は洗車&水分の拭き取りを行い、パネル毎にスプレーして拭き上げ・・・と、いたって簡単なもの。ただ同社のスプレーシリーズは濡れた状態の塗装面にスプレーして云々というのが多かったので、洗車後水分を拭き上げてからというのはちょっと新鮮かもしれない。公式のQ&Aでも従来の濡れた状態で使えるスプレーオンワックスなどとは違い、清潔で乾燥した塗装面で使用することを目的としているといった内容が繰り返し書いてあった。なのでここは自己流ではなく正攻法で使ってみたい。

ただ、私の最近の洗車は水をかけてシャンプーして・・・などというフル洗車はほとんど行なわず、以前にも書いた同社のRinseless Wash & Waxを水で薄めたやつをスプレーして拭きとるだけの洗車にシフトしてしまった。で、このような洗車を行なった後でも使えるのか購入時ル・ガラージュのスタッフさんに確認したところ、塗装面が綺麗で乾燥していればOKなので、問題なく使うことができる旨の回答をいただいた。ならばとRinseless Wash & Waxの水溶液をスプレーして拭き取り、そしてこのBest of Show Spray Waxをスプレー。匂いは相変わらずのグリオズスメル!#なんじゃそりゃw バナナ系というか子どものころに噛んだフルーツガムっぽい甘い香りが立ち込める。比較的サラッとした液体で、ドアなどのサイド面だとすぐに垂れてくる。ではマイクロファイバーのウエスで拭き上げてみよう。ん? あれ? なんか重い。他のスプレーシリーズは拭き取りが楽なものがほとんどなので、これもそうなんだろうと思ったら面を喰らった。いや、重いとは言っても固形ワックスや同社のBest of Show Waxに比べれば楽だけど、本当に何か引っかかるような重さがあるのだ。再度拭けば取れるが、拭いたところを見ると若干ムラが残っている。ってことはそれだけ塗装面に成分が密着してるとも言える。パネル毎に作業してほしいと取説に書いてあったのはこういうことなんだな。これは成分の濃い本物のワックスである証ではないか。#ま、自分はどんなワックスやコーティング剤でもパネルごとにやるけど・・・一気にやると自分が疲れちゃうからね(笑)。液体は扱いやすいがゆえどうしても簡易的なものが多くなるが、これは従来のBest of Show Waxをそのまま液体にしたようなその名に恥じないスプレーワックスだと私は思う。肝心の見た目はなんか深みが出たように感じる。毎度おなじみのよくわからない作業後の画像。実際淡色ということも手伝って本当にわかり難いが、肉眼で見れば明らかにツヤ、映りこみに深みが増しているのがわかる。

・右サイド後方から

・ボンネット太陽光下(若干薄曇)

・ボンネットLEDマグライト(引き)

・ボンネットLEDマグライト(アップ)

保護効果や持続性がどうのではなく、手っ取り早く見た目の鮮やかさが欲しいときに使いたくなるアイテムである・・・実際そんな使い方でこの約半年を過ごしている(笑)。