2018年12月12日水曜日

イレギュラーなバッテリー交換

この11月、バッテリーを交換した。予定より約半年早く・・・。
バッテリーはいつも約3年に1回交換している(まだ使えそうでも)。今装着しているバッテリーも本来なら来年(2019年)5月で丸3年を迎えるので、大体その辺りに交換を予定していたのだが、ちょっと問題が発生したため、今回の交換に踏み切った。

問題とは何か・・・プラス側端子の腐食である。
昨年11月オイル交換などのためにディーラーさんにクルマを預けた際、当時は書かなかったけど、フロントの方から「プラス側端子が腐食しています」と連絡があった。#自分で見つけろよ>俺w ディーラーで洗浄とグリス塗布を行いとりあえず綺麗な状態になり、この1年問題なく過ごしたが、またしてもこの時期に腐食が発生した。このバッテリーはパナソニックのCAOS(N-52-21H/WD)で、2016年4月の下旬に導入(もちろん新品)。自分のクルマ(バッテリー)で見るのは初めてだが、硫酸銅の結晶って綺麗なブルーだよね(違)。

使おうと思えばまだ使えそうな感じもするが、腐食2回目だし、2年半以上経つバッテリーだし、これから冬だし、思い切って新バッテリーに交換することにした。今回選んだのはアマゾンさんで購入したBOSCHのシルバーX SLX-5K。私にとって初めてのボッシュバッテリーだ。

交換作業を依頼したのはいつもの整備工場さん。ただの交換なら自分でやっても良かったんだけど、端子の状態をチェックしてもらいたかったからね。プロの作業は念入り。ブラシとぬるま湯で丁寧に結晶や古いグリスを取っていく。メカニックのKさんから「端子は特に問題ないよ」とのことで、普通に交換作業をしていただく。

ブラッシング直後。このあと、ぬるま湯洗浄、グリス塗布が待っている。

で、腐食の原因を訊いてみたのだが、Kさんも「いろいろあるからなぁ」とのことで、これだ! という特定は避けていた。ま、当然だよね。あくまで一般論として、衝撃を加えた、元々バッテリーに問題があった、過充電・過放電があった、それ以前にバッテリーは僅かながらフツーにガスが出てるし・・・てか、今まで青い結晶を見たことないのなら、それはラッキーだよ? と慰めの言葉(?)までいただいた。それに私見だが、昨年ディーラーさんで丁寧に対処していただいたこともあり、この1年問題なく使えていたのだから、それで良しとも言えるね。今回は例外になったけど、基本的にCAOSは、私の使い方(走り方)で3年は持つバッテリーだ。このボッシュのバッテリーも是非3年は持ってほしいものである。

2018年12月10日月曜日

テールゲートのビビリ音完結か?

えーと、約2年に亘り私を散々悩ませてきたテールゲート付近のビビリ音だが、このたびやっと解決したようなのでご報告。

以下関連記事
ブローバイホースとビビリ音(新・再)
オイル交換とあのビビリ音など
テールゲートのアレとボンネット裏のアレ
関連記事以上

要約・・・2016年秋の終わりごろから、道路の継ぎ目やざらついたところなどを走行すると「TTTTT~n」という妙なビビリ音がリア方面から鳴り響く現象が発生。
しかし、春の終わりごろから秋口にかけての暑い時期はほぼ鳴らなくなる。
テールゲートの内張りを外し、自分なりにチェックしてみたが、イマイチ音の発生源がわからない。
ロック機構の噛み合わせが原因でノイズが発生することもあるとのことで、ゴム足(ストッパーゴム)を長めに調整してみると、音の出かたが変わった。
経年でかなり潰れていることもあり、このゴム足を新品に交換。
結果、ビビリ音はほとんどしなくなった。
そして今年も暑い夏は全く音はしない。
これで直ったかなと思った今年の秋・・・

「TTTTT~n」・・・うわ~またあのビビリ音が。しかも、ゴム足を換える前とほぼ同じ大きな音。直ってないじゃん。ゴム足(ロック機構の噛み合せ)も関係なかったのか・・・? 考えても仕方ないので再び、いや三度テールゲートの内張りを剥がし、この状態で暫く走ってみることに。


ざらついた路面が比較的長く続く道路を走行中、なんかリアウインドウ直下辺りから聞こえてくるような気が。そこにあるのはリアワイパーのモーター。これさ、前回も診たんだよね、当時はビクともしなかった・・・実際今も鉄板に強固に取り付けられている。自宅に戻り、クソッっという気持ちとともにモーター本体を強めに叩いてみる・・・「TTn」あ? え!? こ、これだ! この音だ!! 叩いたときだけ鳴るから走行中の連続音とは違うが、まさにこの音だ。ってことで、前回私は何をチェックしていたんだってことだね(笑・・・えない)。ま、当時は叩き方が弱かった、壊したらどうしようと恐る恐るだった、ってことにしておこう。うんうん。

ただ、これモーターのどこから音が出ているのかわからない。ギアが入っている部分を叩いても音は出ず、ギアとモーターの接合部あたりかとも思い、ギア部の蓋を開けてみる・・・想像通りグリスにまみれたギアがあるだけで異常はなさそう。もちろんワイパーの動きにも問題はない。ビビリ音解消のためだけにモーター(駆動部一式)交換か? お金ないよw

出来るところまで自分でやってみようと、ワイパーアームを外して(10mmレンチ使用)駆動部を外すことにした。

駆動部のブラケットは3本のネジで3箇所(左・下・右)固定されている。左と下(手前)は簡単に外すことができるが(5mm六角レンチ使用)、右は電源コネクターを外さないとアクセスできない。マイナスドライバーでコネクターのロックを解除しながら引き抜く。


右側のネジもお出ましになったところで、各ネジを緩めていく。このとき、ふと思った。「3本とも完全に外さず緩めた状態でモーターを叩いたらどうだろう?」と。叩いてみたら、緩んでいるから当然ガタガタとするのだが、例の「TTn」という音はしない。ってことは・・・3本のネジを少しづつ締めては叩き締めては叩きを繰り返してみた。そしたら、左と下のネジは増し締めしても問題ないのだが、右を増し締めすると音が出るという結果に。


増し締めで?・・・確かに元々しっかりと増し締めしてあったよなぁ。よくわかんないけど、増し締め一歩手前まで締めて叩いてみると、確かに音はしない。これで良いのか、とりあえず内張り以外を元に戻して、この状態で週末ごとに段差やざらついた道を走ってみる。うん! もうあのビビリ音はしない。もうこれでOKと、内張りを取り付けて完了とした。その後も結構走っているが、全くビビらず快適である。ふ~・・・やったよ、原因を自分で見つけて解決したぞ!

しかし、どういうことなんだろうね。増し締めで音が出るって・・・? ブラケットはプラ製だから、経年で硬化しちゃったのかな。で、夏になるとプラが若干柔らかくなり、遊びができて音がしなくなるとか?
ゴム足を伸ばしたり交換したらマシになったのは伸ばし気味にしていたがゆえに、勢いよく「バタンッ!」とゲートを閉めるようになったので、その衝撃でブラケットに僅かなズレが生じ、一時的に音が出なくなったとか?

後日、別件でいつもお世話になっている整備工場さんを訪れた。早速メカニックのKさんに今回の一部始終を話したら、うんうんと黙って聞いていた。そして、私が話し終わったときに一言「何でかわかる?」とKさん。「わかりません!」と私。「ワイパーを使わないからだよ」・・・「え!?」。Kさん曰くモーター(駆動部)は重く、そのモーターは強力。雨の日も乗って積極的にリアワイパーを動かせば、否が応でもパネル(鉄板)とブラケットの間に僅かな隙間ができる。そうすると今回のようなビビリ音は出にくい。なぜか新品のときは増し締め状態でも問題ないんだけど、古くなるとその手の音が出ることもあるとのこと。ま、私の場合雨の日はほとんど乗らないので、リアワイパーなんか年に1回使うかどうかだからね。さもありなんって話なのかな。また、対処としては今回の私のやり方でOKとのこと(ヤッタ!)。

・おまけ
この秋、再度音が出始めたころにやったことを2点書いておく。
当時はまだロック機構に問題があるのではと思っていたので、ストライカーにビニールテープを巻いたりしたが、全く関係なかった。

続いて、海外のフォーラムで500と同じような作りの2代目パンダに乗っていた人から、テールゲートストラットのジョイント部から音がしていて、ジョイントにグリスを塗ったら一時的に音がしなくなったよという情報をゲット。同じことをしてみたが、これも今回のウチの件とは関係なかったようだ。ただし、テールゲートの開閉がスムーズになったのでこれはこれでやって良かった(笑)。私が使ったグリスはタミヤのセラグリスHG。

2018年8月12日日曜日

JBL FLIP4の再レビュー

昨年書いたJBLのBluetoothスピーカー、FLIP4を使い始めて約1年が経った(黒は昨年の8月、グレーは9月購入)。ってことで1年を記念して(?)少し近況を書いてみる。

・もう半べそはかかない(笑)
結論から言うと2本のFLIP4は今も元気よく良い音を出し続けている。2本を使い始めて間もないころ、アプリなどの問題で半べそかいたのは良い思い出である(笑)。また、昨年末だったか今年のはじめだったかスマホにシステムアップデートが降ってきたのだが、インストールした直後から音飛びやノイズが発生しても1度Bluetoothを繋ぎ直すだけで、これらの問題が解決するようになった。以前はわざわざスマホの再起動を行なっていたことを考えると随分楽になった。というか、嬉しいことに音飛びやノイズの発生自体少なくなっているような・・・。
ただ、これがアップデートによるものなのか、たまたまなのかはわからない(あまり関係ないのかな?)。ちなみに今でもアプリは全く使わず(インストールすらせず)パーティーモードのみでの使用である(いや、車内ならパーティーモードで十分なんですw)。

・音は好みの問題
私は80年代から最近にかけてのロックやポップスばかり聴いているのだが、JBLということもあり洋楽との相性はバッチリと言える(関係ないかw)。音量を上げても下げてもメリハリのある音で心地よい。また、純正オーディオのようにドアやパネルに埋め込まれたスピーカーを鳴らすわけではないので、多少音量を上げても外に音が漏れることはほとんどない。ドアやパネルに干渉しないということは濁りのないクリアな音が車内に響き渡るともいえる。もちろんデッドニングなどの加工を行なえば、カーオーディオも綺麗な音になるのだろうが、9年落ちのクルマにオーディオでお金をかけたくないというのもあったりなかったり・・・(笑)。で、たまに純正オーディオの音を鳴らすと、凄く優しい音でまさに音に包み込まれている感じで・・・これはこれで悪くないのも確か。ま、どちらが良いかは趣味嗜好の問題だろうね。自分の場合、音量を上げてもビビらない低音が出るというだけでFLIP4に軍配を上げてしまう。なお、純正オーディオの凄く優しい音というのはつまらない音という意味じゃないよ(念のため)。

・スマホはワイヤレスで
FLIP4はBluetooth接続だけでなく、充電ポートの隣に3.5mmのジャックがあり有線接続も可能。
有線のほうが音が良いに違いないと思い、購入してすぐのころスマホと有線で繋げてみたが、、、あれ? スマホとFLIP4両方の音量を最大にしても音は小さめだし、音質も平べったいと言うか、実につまらない音であった。これはスマホのアンプのせいだろう。ま、元々が音楽プレーヤーじゃないからね。やはり、デジタルオーディオプレーヤーなど音楽再生に特化したデバイスと接続して真価を発揮するものと思われる。しかし、アンプだの何だのいろいろな理由があるにせよ、有線より無線接続のほうが音が良いなんて・・・全くもって隔世の感を禁じ得ない(謎)。

・臨機応変に
充電用のケーブルは本体側がマイクロUSBである。たまたまかもしれないが、付属されているお洒落なオレンジ色のケーブルのやつだと本体に挿すときも抜くときもちょっと難儀する・・・ようは固いのだ。
使い続けていると本体側の端子が壊れそうなので、スマホやデジカメに付属していたケーブルを使っている。これだとスムーズに抜き挿しでき、もちろん充電も全く問題ない(下画像はスマホのケーブルを使って充電中の図)。
充電に要する時間はほぼ空の状態(今まで完全な空にしたことはない)から満充電まで2時間強である(AC100Vで)。

・心配事
この手のガジェットのほとんどはリチウムイオンポリマーバッテリーで駆動する。このFLIP4も例外ではない。現状、1週から2週間に1回程度の満充電を繰り返している。持ちは満充電の初日に約2時間、翌日に約4時間使ってもまだ少し充電が残っていることを確認している。ちなみにFLIP4の音量は常に最大、スマホで音量調節する使い方である。私にとっては十分なもので、この状態がこれからも続いてくれればと思う次第。しかし、充電を繰り返していればいつかは寿命を迎えるわけで、そのときのことを考えるとちょっと切なくなってくる。バッテリー交換より新品を買いなおしたほうが現実的な感じだし。でも勿体無いよね、スピーカーそのものは生きているのにバッテリーの寿命で新品導入とか・・・。ま、そのときになったら考えましょ。

2018年5月30日水曜日

4回目の車検

4回目の車検を受けた。新車時から丸9年・・・13年所有した前所有車トゥインゴと同じ轍を歩んでいそうな今日この頃である(?)。

5月のある日、トゥインゴ時代からお世話になっている整備工場さんに入庫。
入庫時の総走行距離66586km。

いつものようにサクサクと点検作業が行なわれる。
今回はタイヤの減りが4本とも均一で太鼓判を押される。昨年のタイヤ交換から約1年、問題なく過ごせたようである。で、今回初めてのローテーションを行なう。
・今までフロント

・今までリア

「ま、今回の車検も余裕でしょ」と思ったそのとき・・・

メカニックKさん「漏れてる~!」


・・・はい、リアホイールシリンダーからのブレーキフルード漏れ発覚。

左はゴムブーツをめくるとポタポタ。右は滲み程度。交換以外に手はないので、純正のシリンダーを取り寄せてもらう。交換時に必要なブレーキフルードは今現在入っているフルードと全く同じものを当方で用意することになった。

純正ホイールシリンダーのお値段は税抜き27,900円(左右セット)とちょっと高め。ネットでは社外品でむちゃくちゃ安いのがあったりするけど、どうなんだろうね。ブレーキ絡みは純正のほうが安心っていう気もするし・・・。

以下、蛇足。
そういえばトゥインゴのときは毎年のようにホイールシリンダーを交換していたような・・・「え!? ホイールシリンダーって毎年交換するものなの?」と訝った思い出がある。対策品にでもなったのか、最後の交換から手放すまでの4~5年は漏れたり滲んだりすることはなかったが。500では今回初めての交換。9年持てば御の字と言えるだろう。
蛇足、終了。


当方が用意したブレーキフルードは前回、前々回の交換時にディーラーさんで入れてくれたAte SL-6 DOT4(Class6)。アマゾンさんで購入。

ついでにいつものエンジンオイルMotul 8100 X-clean 5W40の1リッターボトル3本とオイルフィルターもアマゾンさんでブレーキフルードと同時に入手。

なお、オイルフィルターは今回初めての社外品となる。ドイツ車方面では有名な(?)MANNフィルターだ。もちろんオーダーしたのは500の1.2リッター用(W610/3)。このフィルター、ヤナセさんの袋に入っていた。いいものだけを世界から・・・流石です(意味不明)。

本体を見ると“Made In Germany”でありながら、“エンジン保護”という日本語・・・? ヤナセさんで扱っていて日本での販売実績が高いからか?

純正ホイールシリンダーは今までと同じくボッシュ製。


交換に際しては、念入りな洗浄、グリスアップ(バックプレート、シリンダーに白く見えるのがグリス)、そしてシューとドラム内側のペーパーがけが行なわれる。


こんなに綺麗にしちゃったらブレーキをかけるのがもったいないねw

エア抜き&減った分のブレーキフルードの補充。

一方、エンジンオイルは特筆するものがないけど、ドレンはワッシャー(パッキン)を使わずシールテープを巻くタイプ(白い部分がシールテープ)。

今まで使ってた純正フィルター。

MANNフィルター装着。

いよいよ車検ライン。

サイドスリップは、昨年のタイヤ交換前にフロントのトーを0にしてもらってから初めての計測になるわけだが、今も0をキープしていた。上述したようにタイヤの減り方も均一だったので、ほっと胸を撫で下ろすw もちろん他も異常なし。


新しい車検証票を貼り付けて、新しい車検証をいただき、4回目の車検は終了した。
ってことで、ウチの500は10年目に突入で~す!

2018年5月6日日曜日

すすぎのいらない・・・

昨年11月のことだが、某イタフラ系イベントに参加した。会場にはLe Garageさんの出店があり、Griot's Garageの新製品“Rinseless Wash & Wax(リンスレス ウォッシュ&ワックス 以下RW&Wと略す)”なるものが売られていた。スタッフさんの説明を聞いてとても気になったので購入してみた(いや、元々欲しかったもので、偶然その場で買うことができてラッキーって感じw)。コイツは水で薄めて、その水溶液を柔らかいスポンジやウエスに染み込ませボディを洗浄、そして乾いたマイクロファイバーなどで拭き上げて仕上げるケミカル。つまり洗浄後のすすぎがいらないので、最小限の水と短時間で洗車ができ、さらに新開発の疎水性ポリマーとカルナウバロウの混合ワックスで、ボディの保護と艶出しも同時に行なえるとのこと。グリオズが長年やってきた水無し系の洗浄剤にワックス効果をプラスって感じだろうか。
使い方にはバケツに水370:RW&W1の溶液を作りスポンジやウエスを浸して塗布・・・とある。これだと、自分の場合かなりの無駄になりそうなので、もう一つのやり方、スプレーボトルに水溶液を作りシュッシュッとスプレーする方法で試すことにした(同社のスプレーオンカーウォッシュと同じような使い方)。で、スプレーボトルを用意するわけだが、新調するのもナンなので間もなく空きそうなスプレーオンカーウォッシュのボトル(22オンス)を使い回すことに決めた(貧)・・・だがしかし、こういうときに限ってなかなか減らず、実際にRW&Wを使い始めたのは今年に入ってからである(遅)。

開栓すると見た目通り(?)グレープジュースの甘い香りが辺りを立ち込める。ホント、グリオズってこの手の匂いが好きだよね。やはりアメリカ人好みなんだろうか。空いたボトルにこのRW&Wをキャップ2杯、水を目分量でタップリと入れ、シェイク・・・この辺(に限らず全て)は本当に適当な自己流です、はい。

あらかじめエクスイープでボディの埃を払い、RW&Wをパネル毎にスプレー。う~ん単なる水を吹き付けているよう(ほとんど水だから当然だが)で「こんなんで傷を付けず綺麗にできるのか?」と心配になる。ただ、グレープの匂いだけはかなり強烈(笑)。


スプレーしたら濡らして軽く絞ったマイクロファイバークロスで撫でつける。その後、乾いたマイクロファイバークロスで全ての水滴を拭き上げるように仕上げていく。このときになって初めて気付く・・・「あれ? なんか拭き取りが重い」。いや、よくあるワックスの拭き取り並に重いのではなく、ちょっと引っかかりを感じるのだ。何かしらの成分が塗装面に付着しているのを実感できると言えば良いのか、そんな感じ。

で、拭き取り後の塗装面を見ると・・・これはかなりレベルが高い仕上がりだ。どうせ全体画像じゃよくわからないので、LEDマグライトで照らした局所的な画像を参考までに載せておく。

傷を付けないのはもちろんのこと、非常に良いツヤで“洗車したぞ感”が醸し出される。そして何よりも驚いたのが触ったときの感触だ。むちゃくちゃツルツルしてる。実際今年に入ってからの数ヶ月このRW&Wばかりを使っているが、以前と比べて埃が付きにくく、付いてもエクスイープで簡単に払うことができる。これは本当に楽になった。水で薄めるタイプなので、間に合わせ程度のものなんじゃないかと思ったが、良いほうに裏切られた。暫くはこれで行きます(笑)。ただ自分の場合、同社のベストオブショウワックスを定期的(年2~3回程度)に塗布している。つまり、そのメンテナンス剤として使えば確かに有効と思われるが、何も塗布していないボディにいきなりこのRW&Wを使って同じ結果になるかどうかはわからない。

しかし、前回書いたBest of Show Detailerもお気に入り・・・ってことで、年2~3回程度のベストオブショウワックスをベースに普段のメンテはベストオブショウディテーラーとRW&Wをそのときの気分で使い分けていくつもり。ホント、洗車が捗りますw

2018年3月28日水曜日

ショックアブソーバー交換

丸9年を前にして初めてショックアブソーバーを交換した。
フロントは2月(総走行距離64387km)、リアは3月(総走行距離65119km)に交換。
なぜ前後で交換時期をずらしたかというと、“発見”を期待して・・・うわ~(意味不明w)。
パーツは全て純正で、取り寄せと作業はいつものディーラーさん。

・フロント
当初、1月に交換する予定だったのだが、ショック交換時に必要となるストラット上部のナットがバックオーダーとのことで、2月にずれ込んだ。

交換したもの・・・(全て税別 品番・価格は2018年2月現在)
51857834 フロントショックアブソーバー(右) 19,600円
51857835 フロントショックアブソーバー(左) 19,600円
51807101 アッパーマウント           4,020円(×2)
51856851 ダストカバー               3,110円(×2)
15506221 ナット                     590円(×2)

51801136 スタビリンクロッド            5,330円(×2)
46801948 ナット                 640円(×4)

スタビリンクロッドはせっかくの機会なので(?)ついでに交換。

今まで酷使されたパーツたち。左の鉄棒2本はスタビリンクロッド。
今回の作業とは無関係なテールゲートのゴム足も写ってるw

アッパーマウント。

ストラットのナット。コイツの新品がバックオーダーだった。

交換直後から新品の良さを実感。
全体的な乗り心地が良くなったのはもちろん、段差や若干荒れた舗装路を通過するときの振動や揺れ、沈み込みが最小限に抑えられている。そして特に驚いたのがブレーキング時だ。ブレーキペダルの踏み込み加減と減速がリニアに反応している。思い通りの速度落ちと短い制動距離(測ってないけどw)で違和感なく停車することができる。これは運転時の疲労低減に大きく貢献していると思われる。実際、長時間のドライブでも疲れにくくなった。これはショック本体もさることながら、アッパーマウントが新品になったからという気がしてならない・・・よくわからないけど(笑)。

・リア
こちらもバックオーダーのパーツ(ショックの固定ボルト1本)があったのだが、予定通り3月に作業してもらうことに。

交換したもの・・・(全て税別 品番・価格は2018年3月現在)
51857841 リアショックアブソーバー  17,600円(×2)
46772138 スクリュー(固定ボルト上)    800円(×2)
51856964 スクリュー(固定ボルト下)    850円(×2)
51811829 バンプラバー          4,100円(×2)
46843237 スプリングアッパーシート    1,130円(×2)

今まで酷使されたパーツたち。

スプリングアッパーシート。良い感じに潰れているw

ボルトを挿した状態のショック下側のゴムブッシュ。微妙にささくれている。

さて、リアを交換したらどんな違いが出るのだろうか? フロントとはまた違った発見があれば面白いのだが・・・。

う~ん、、、よくわかんないw 正直、交換前との違いはほとんどないような・・・フロントを換えたときのような感動はない。私が鈍感なだけかもしれないが、これなら4本まとめて交換しても良かったかな(笑)。

でも、2点ほど改善されたものがある。今まで書いたことはなかったが、テールゲート以外にもリアからの異音があった。1年半ほど前から走り出して暫くするとキュロロ、キュロロといったゴムが擦れるような干渉するような音が鳴り始めていた(冷間時は鳴らない)。一度鳴り出すと走り出しから停車するまでずっと鳴るタイプのもので、小さめな音だがちょっと気になるものであった。ショック本体かショック周りの何かが鳴っているのだろうと思われたこの異音が完全に消え去った。

もう1点は左折時など左旋回時にコンッと1回鳴る異音(1年ほど前から)。これは下回りから聴こえるもので、具体的にどこが鳴っているのかわからなかった。強いて言えば旋回時だから足回りじゃないかとは思っていた。フロントショックを交換しても音はしていたが、リアを交換したらこれも完全に消え去った。この件に直接関係しているかどうかわからないが、ちょっと興味深い動画をYouTubeで見つけた。リアショックをグリグリするとカンカンと鳴り響く動画。まさにこんな感じの音である。ってことはウチの500も同じことが起きていたのだろうか。旋回時に捻れて音がしていたのか・・・?
 

乗り心地などの変化は特に感じなかったが、図らずも異音が消えてくれたので結果オーライである。

昔、前所有車トゥインゴも総走行距離60000kmを過ぎたころにショックを交換した。このときはシャキっとした印象を受けた一方で、大きな変化はなくまだ交換するのは早かったかなという気持ちもあったりなかったりした(笑)。しかし、今回の500ではフロント交換で乗り心地の改善、ブレーキングの改善、リア交換で異音の解消を確認できた・・・文句なく交換して本当に良かったと言える内容である。

・画像追加(2018年5月30日)
5月に4回目の車検(に伴う整備)を受けた際、新品のショック類の画像を撮影した。装着状態ではあるが、参考までにアップしておく。
・フロント絡み



・リア絡み