2019年10月1日火曜日

WAXING & CORRECTING PAD(その2)

前回の続き。

さてさて、磨き上げた後は当然の如く艶出し作業。オレンジパッドをグリップから外し、ワックス用の赤パッドに交換。オレンジパッドは磨き用ということもありやや硬めであるが、この赤パッドは柔らかい。

同社のベストオブショウワックスを付けて塗装面に塗布。明らかにオレンジとは違い本当に軽く滑るように塗布できるが、「これは液体より固形ワックスのほうが合ってるかも・・・」というのが正直な印象。

後日、古い固形ワックス、ソフト99のオーセンティックプレミアムを取り出す。

ちょこっとパッドを水で湿らせ、ワックスをグリグリ、そして塗装面にヌリヌリ。

良いねぇ、オーセンティックプレミアムの性質もあるんだろうけど、凄く塗りやすく、パッドがどこまでも滑っていく感じ。やはりこのパッドは固形ワックスと組み合わせて真価を発揮すると言っても過言ではないようだ。実際、簡単に満遍なく塗ることができるので、500クラスなら一気に塗り込むことができる。もっとも、ワックスはパネル毎に塗っては拭き取り、塗っては拭き取りを繰り返すのが鉄則(?)なのでちょっと面倒ではあるが、労力は大したことない。
いらっしゃるかどうかわからないけど、このうぷぷの車庫を開設当初からご覧になっている方ならこのワックスを懐かしく思うかもしれない(そんな人いないかw)。このワックスの初出は16年前の2003年、その後2013年にも一度登場している。あの時と同じワックスを何回もリピート買いしているのではない。そう、当時のワックスを今も使っているのだ。つまり使うことがほとんどないとも言えるわけだが(苦笑)。2013年当時の記事には“使い切ったら・・・”みたいなことが書いてあるけど、結局まだ半分ぐらい残ってる。ということで、この赤パッドをゲットしたのを期に今度こそ使い切ろうと心に誓う・・・(笑)。ちなみに16年経つワックスになるが、変質はしていないようである。恐るべし固形ワックス!(違) あ、そうそうこのオーセンティックプレミアムはとっくにカタログ落ちしたようです。固形ワックスとしてはかなり優秀(塗りやすさ&艶)なんだけどね・・・残念。


今回試したこのパッド2個とグリップのセットはちょっと高価だけど、それに見合った仕上がりが期待できる。ポリッシャーを使わない純粋な手作業ならこれで十分(私の場合)。久々にボディケアに時間を割きたくなるようなマニア心を擽るツールである。