2021年6月12日土曜日

またまたビビリ音

毎度おなじみの異音バスター(?)である。

今回は今年の春ごろから発生した車内前方から響き渡るピピピPPPPPという実に不快なビビリ音を退治した。

発生するタイミングは夕方になると鳴り始めるというもので気温に関係しているものと思われる(朝・昼は問題なし)。以前のビビリ音、ダッシュボードのデフロスター吹き出し口もそんな時間帯に鳴っていたのを思い出す。発生個所はダッシュボード(メーターナセル付近)のような右Aピラーカバー(の中)のような・・・。例によって段差やざらついた路面を走行しているときにしか発生しない。いろいろ探索した結果、鳴っていたのはメーターナセル右下にある光軸を調整するボタンであった。ここには3つのボタンが縦に配置されている。一番下の“MENU”は時刻合わせなどでしょっちゅう触るけど、上の2つ、つまり光軸の“+”と“-”はもしかしたら新車時から一度も触ったことがないボタンである(←そんなことはありません。時刻合わせなどで触ってますw ま、滅多に触らないけど)。その2つのボタン両方が鳴っていた。2つのボタンを指で押さえると完全に音が鳴り止んだ。

走行中ずっと押さえるわけにはいかないので、以前ダッシュボード先端に使ったエーモンの“ビビリ音低減モール ダッシュボード用”の余りを細かく切ったものを押し込んでみた。

見た目はナンだが、しばらくはこれで様子見である。ナセルを外して対処することも考えたが、面倒臭そうだからやるつもりはない(笑)。それにしても、こんな小さいものが鳴っているとは思えない大きくてエグい音であった。

たったこれだけだとすぐに発生個所を見つけ出したように思われるかもしれないが、実はここに至るまでには紆余曲折があった(ちょっと大げさ)。右Aピラーカバー内の何かが鳴っているのかもと思い、カバーを剥ぐった状態で運転してみたり(関係なかった)、

意味もなくツイーターを見つめたり(笑)、

ダッシュボード右端の化粧パネル(エアコン吹き出し口)を外してみたり(これも関係なかった)、

いろいろと遠回りをしてしまった。ただ、化粧パネルを外したときに、外した瞬間そのショックでピピっと小さいながらも例の音が聞こえたので、遠回りも全く意味がないわけではなかった。パネルを外した状態でナセル付近を指で叩くと連動して例の音が鳴り響く。そこから光軸調整ボタンに辿り着くまでにはさほど時間はかからなかったから。

高音系のビビリ音は発生源を見つけるのに苦労する。聞こえてくる方向は自分の右側辺りから聞こえるような・・・ぐらいの漠然とした判断しかできないし、さらに夕方限定で、段差や荒れた路面を通過するときにしか聞こえない。夕方限定については気温が低くなるとプラパーツが収縮・硬化し若干の隙間ができて振動したとき、耳障りな音になると推測する。ってことは、気温が低~高のときも同じようなタイミングがあると思うのだが、どういうわけかそちらは問題ないようだ。

ということで、今回の静音ならぬ征音はこの辺で・・・。