実にほぼ10年ぶりのタッチアップ補修である。
いや、特に気になる傷はないのだが、なぜか今頃になって純正以外のタッチペンに興味を持ち購入。せっかく手に入れたのだからすぐに試してみたいということで、フロントバンパー下部のいつからあるのかわからない小さな傷に使ってみた次第。
ご存じの方も多いと思うが、純正以外だと特注のソフト99のオーダーカラーとホルツのMINI MIXで輸入車用も探すことができる。どちらもしっかりこの色がラインナップされているのは有難いが、なぜか色名はチャチャチャ アズールでもAZZURRO CUOR LEGGEROでもなくAZZURRO CASANOVAという色名で登録されている(ソフト99もホルツも)。確かAZZURRO CASANOVAってランチア イプシロンにあったような・・・? それはともかくカサノヴァって・・・w で、特に理由もなく今回はホルツにしてみた。さすが特注! ラベルは手書きだ。
先ず当該箇所を軽く洗って脱脂。画像はないが脱脂にはホルツのシリコーンリムーバーを使った。そしていよいよ筆塗り。使用する筆は前所有車トゥインゴ時代から使っている極細のやつ。トゥインゴのボディカラー、シアンブルーに染まる年季の入った筆だ(もう完全に染まっていて色落ちすることはない)。
数回重ね塗りしたら数日乾燥させ小さくカットした紙やすりでペーパーがけ。適当に800番・1500番・3000番の順で磨いた。なお、この作業は決して周りの塗装との段差をなくす(面一)ためのものではない。凸凹と盛り上がったタッチアップ個所のみをなだらかにするためのものである。面一にしたいがために問題ない周りの塗装をやすりで磨くのはちょっとね・・・。
続いて3種のコンパウンドで若い番手から順に磨く。ここは普段のクリーナーがけのつもりで周りの塗装も磨いていく。ホルツの9800が切れてしまったので、ソフト99の9800が登場(笑)。
最後にワックスをかけてこんな感じ。もう少しペーパーがけしてもよかった気もするが、久々のタッチアップだし、目立たないところなのでこれで良し! 若干色のトーンが合わないけど、タッチアップだからある程度は仕方がない。それになんと言ってもウチの500は16年越え・・・少しは色褪せもあるだろう。
そうそう、純正のタッチペンは顔料とクリアが分かれているので地味に面倒であるが、このホルツのタッチペンは1本でツヤが出るので作業がスピーディーに行え非常にありがたい。





