2023年4月16日日曜日

14年になります

約4か月ぶりの投稿、約4年ぶりのディーラー訪問である(汗)。
今年の6月で丸14年を迎えるウチの500はこの4月、少し早めにディーラーでいくつかのパーツ交換と1年点検を受けた。入庫時の総走行距離97563km。

当方からのオーダーは・・・

・エラー表示の確認
昨年3月、4月、5月の各中旬に走行中・停車中関係なく突然「ピー」というアラームとともに“ESP unavailable see handbook” “Hill holder unavailable see handbook”が繰り返しディスプレーに表示され、以降エンジンを止めるまでメーター右下の丸と三角形にびっくりマークの警告灯が表示され続けるという状況が発生。このような警告が現れても走行には何ら問題はなく、ESPは再現のしようもないが、ヒルホールドは普通に効いていた。不思議なのは計ったように月一で現れ、エンジンをかけ直せば何事もなかったかのように平常に戻るというところである。さらに面白いのは昨年の5月を最後にこの警告は一切現れない。この件に関してはどうしてもテスターによる診断が必要になるのでディーラーに持ち込まなければならない(これが今回ディーラーで点検を受けることになった一番の理由)。つまり、いつもの整備工場さんにはフィアット車を診断できるテスターがない。なのでいつかはディーラーに行かねばと当時から思ってはいた・・・何と言うか一度足が遠のくと行き辛くなるんだよねw

・タイミングベルト類交換
前回の交換から約7年半、走行距離約53000km。2回目の交換となる。ま、ちょうど頃合いということでタイベル、ウォーターポンプ、テンショナーのお約束3点セット、もちろん冷却水も交換。あと、この1~2ヶ月ヘッドカバーからのオイル滲みが見られていたが、タイベル交換のときヘッドカバーを開けることから同時にガスケットを交換して対処していただくことに。

・ドライブベルトとテンショナー交換
前回の交換から約6年、走行距離約39000km。ドライブベルトは3回目、テンショナーは2回目の交換となる。ちょっと早い気もするが、タイベル交換時に外すものなので今回一緒に交換。

・ポーレンフィルター交換
前回反省しているようなことを書いておきながら、またもや4年ぶりの交換だよ(笑)。

・ブレーキフルード交換
前回の交換から約2年、走行距離約12000km。TUTELA TOP 4/S・・・久々の純正フルード。

・エンジンオイルとフィルター交換
前回の交換から約4ヶ月。フィルターは約1年ぶり。オイルはSELENIA K PURE ENERGY 5W-40・・・お~懐かしの純正オイル! 今回は超久々のディーラー訪問を記念して(?)純正オイルをお願いした。

てな感じで、1週間ほど預けて作業終了の連絡を受け500を受け取りにディーラーへ。上記パーツ類の交換作業も点検も滞りなく進んだようで、ホッと胸を撫で下ろす。あ、そうそう今回はタイベルを始め取り外したパーツたちを見せてもらうのを忘れてしまったのでそれらの画像はない。ごめんね...。でもって、個人的に特に気になる“ESP unavailable see handbook” “Hill holder unavailable see handbook”だが、アクセル、ブレーキペダル不一致エラーなるものが入っていたそうだ。これは何かというと、アクセルとブレーキを同時に踏んでしまったときに出るものだそうで、可能性として左足ブレーキを常用していることなどが挙げられるとのこと。確かに左ブレーキ、右アクセルだと同時に踏む可能性は高くなりそうだ。自分も大昔乗っていたAT車でやった記憶はあるけど、個人的に左足だと違和感があり、以降ずっと右足だけで操作している。ただ、自分の靴は横幅が広く、もしかしたら踏み変えるとき無意識に右足で一瞬“同時踏み”をしたことがあるかもしれない。ま、そうだとしても、昨年の3~5月の月一限定で表示されていたのは不思議だな。う~ん・・・少し様子を見るしかなさそう。で、今回のお代はコミコミで約17万円であった。

とにかく、諸々交換して1年点検の結果も異常がなかったことから、帰路は軽やかに回り道(笑)。少し暑かったのでエアコンをつけて走ったのだが、ドライブベルトやそのテンショナーが新品になったからかエアコンコンプレッサーあたりも気持ち静かになったようで本当に軽く感じる。さらにポーレンフィルターも新品になったからか車内も爽やかな空気に包まれて14年経つクルマとは思えない。これからもこのクルマにはこの調子で頑張ってもらいたいと思う春の昼下がりであった。