2023年5月30日火曜日

気になるアクセ -その2- モバイルホルダー

今回はアクセと言うより実用品と言えるモバイルホルダーである。前回のカラードットキャップと同じイブコーポレーションの製品。

500の場合、スマホなどをマウントするのに最適なホルダーがなかなか見つからなかったのだが、このモバイルホルダーは500のために作られたアイテムだ。ご存じのように500は前期型と後期型があり、外観だけでなくダッシュボード周りにも若干の違いがある。そのためこのホルダーも前期向けと後期向けの2種類があり、ウチの500は2009年式なので、選んだのはもちろん前期向け(商品名:MHF-M2「トルクスロック」)である。

ネット通販で購入。イブコーポレーションお得意のお洒落な箱には本体以外に取付け用のネジ、L型ドライバー、クリーナーシート(粘着テープ貼付け個所脱脂用)、コードフック(充電ケーブルなどに)、そして取説が同梱されている。

取付けの詳細は公式にあるのでここでは割愛。要はダッシュボード助手席側の収納スペース上部にあるトルクスのネジを外し、ホルダー本体の粘着テープで当該箇所に貼り付け、専用の長めのトルクスネジで共締めしてやるだけである(だから商品名にトルクスロックとあるんだな)。てな感じであっという間に取付け完了。

おー! これは素晴らしい! まるで純正アクセサリーみたい。ただ、当方がこのホルダーに装着したいのはスマホではない。年代物(?)のポータブルナビだ。ガーミンのnuvi 1360。もう10年以上前に入手したもので、今も現役で使っている。

なぜ今も手放せないかというと、車両アイコンにフィアット500があるからだ(笑)。いや、デフォルトで選択できるわけではなく、当時ガーミンファン達が立ち上げていたサイトで配布していたのだ。それをインストールして今まで使っている。既に地図の更新もなく2009年当時の地図(汗)であるが、やっぱりナビが壊れるまで手放せないよね、うんうん。500以外にも各国の現行車・旧車がラインアップされており、見ているだけで楽しかったのを思い出す。

今回特に心配だったのは、クレードルの奥行がカタログ値1.6mm、ナビの奥行もカタログ値1.6mmであること・・・ギリギリな予感。で、実際取付けてみたら、全く問題なし。ズレることはなく、もちろん外れそうになることもなくしっかりホールドされている。

ちなみに今まではダッシュボードに置くタイプのマウントを使用していたが、武骨だし最近では走行中にジ~って感じの小さなビビリ音も発生していた。

まだ日が浅いから、耐久性などの評価はできないが、粘着シートとネジでがっちり取り付けられているし、ヤワなものではないだろう。500前期モデル専用というちょっと(かなり?)マニアックな製品で、ゆえにちょっと高価でもある。しかしカタログモデルとして売られているのは有難い限りである。