2025年4月30日水曜日

オイル交換 ~2025・春~

てなわけで、フューエルワンを注入したガソリンも底をつき新たなガソリンを満タンにしたので、心置きなく(?)オイル交換をすることになった。今回はフィルターも交換なので作業はいつもの整備工場さんで。入庫時の総走行距離108619km。フィアット純正オイルSELENIA K PURE ENERGY 5W-40、フィルターMANN W 610/3。


作業してくださったのはウチのクルマ専任(ってわけじゃないけど 笑)の工場長Kさん。実はこのとき腰を痛めていたにも関わらず、御覧のようにかなり無理な体勢で作業をしてくださった。プロ根性に頭が下がる。



で、前回も書いた右側のブレーキダストだが、点検していただいたところKさん曰く「パッドもローターも異常はないので暫く様子を見たほうがいいかも。ダストだけで新品に交換するのはもったいないから半分ぐらい減ってきた辺りでもダストが出ていればそのとき考えれば?」とのこと。ってことでダストがドバドバ状態だが、様子見となった。う~ん、、、パッドが半分になるまで何年かかるかな・・・(苦笑)。

2025年3月31日月曜日

16年になります

ちょと(かなり)早めにいつもの整備工場さんで1年点検を受けた。6月登録のクルマなので本来なら5月ごろが点検の時期だが、車検と違い1年点検は早めに受けても車検の時期が変わるわけでもないからね。入庫時の総走行距離108138km。


当方からのオーダーはフロントブレーキパッド&ディスクローターそしてブレーキフルードの交換。エンジンオイルとフィルターもお願いする予定であったが、ワコーズのフューエルワンを投入したガソリンを使い切っていなかったので、後日交換してもらうことになった。


・パッド
今まで装着していたのと同じディクセルのプレミアムタイプ。前回の交換は2019年(総走行距離72659km時)なので、約35000kmで交換することになる。低ダストタイプとはいえ、やはりこれくらいでダストが目立ち始めるようだ。

・ディスクローター
パッドと同じくディクセルのPDタイプ。今回初めてディクセルで揃えてみた。今まで装着していたのは2015年(総走行距離39421km時)にディーラーで装着してもらったCLOS製のものだ。実に10年ぶり約68000kmでの交換である。

・ブレーキフルード
2年ぶりの交換。久々のAte SL-6 DOT4 Class6。


あっという間に交換作業が終了し、点検も滞りなく問題なく終了。後日のオイル&フィルター交換を楽しみに帰路につく。

そして後日、ある晴れた日中に意気揚々と短距離ドライブをして帰宅。で、ホイールを見ると・・・え!? なにこれ? 左は問題ないが、右が、、、なにこのダスト・・・たった数十キロ走っただけなのにこのありさま。走行中引きずってる様子なし、ブレーキング問題なし、異音なし、異臭なし。でも、右だけ純正をも遥に凌ぐ夥しいダスト。さてどうしたものか・・・?

右(運転席側)


左(助手席側)

2025年2月15日土曜日

JBL XTREME 4

愛車フィアット500におけるオーディオをスマホ&Bluetoothスピーカー(以下BTスピーカー)にスイッチしてから8年目に突入した。私が車内に求めているのは凝ったカーオーディオではなく、気軽にいい音である。2017年にJBLのFlip4を2本購入し車内におけるBTスピーカーの可能性を実感。もう少し大きい音が欲しいということで2019年にJBLのCarge3を2本購入し意気揚々とドライブを楽しめる環境に。そしてこの度、更なる高みを目指して(?)これまたJBLのXtream4に興味を持ち始めた。昨年(2024年)の3月に日本でリリースされる前から気になっていた機種だ。交換可能なバッテリー、AI Sound Boostなるいかにも今時でよくわからない新技術など、ちょっと手に取ってみたい気持ちにさせるものがあった。だがしかし、日本ではかなり高価な設定ですぐに手を出す気にはなれなかった。いやホントに同社の上位機種Boombox3が買えちゃうぐらいのお値段。でも、時が経ち今年に入ると実売4万円を切る値付で販売するショップもちらほら。う~ん・・・なんかムズムズしちゃうねw・・・ってことで、買っちゃった。ちなみに色はブルー、バージョンはGGである。


いや、説得力がないかもしれないど、こいつを選んだちゃんとした理由は一応ある。それは上でも書いたように長く愛用する上で必要不可欠な交換可能なバッテリーと1本のスピーカーで十分な音量が出せることだ(目標はCarge3 2本分と同じかそれ以上の音量&音質)。

先ず交換可能なバッテリーだが、これについてはJBLのBTスピーカーの場合、怪しげな非正規品がネット上で売られているのをよく見かける。実は自分も使い始めてからそれなりの年数が経ちそろそろバッテリーがお疲れ気味なCarge3のバッテリーを購入しようとしたが、マジでいろいろと怪しそうなので躊躇した・・・正規のバッテリーでしかも簡単に交換できる機種があればいいのになぁ・・・その夢を叶えてくれたのがまさにこのXtream4である。フィアット500のような小さいクルマに載せるにしても、持ち運ぶにしてもちょうどいいサイズ感のこのスピーカーに交換可能なバッテリーを採用してくれたことは有難い。詳細はYoutubeなどに同機のUnboxing(開梱)動画などが多数あるのでそちらをご覧いただきたい。下の画像はウチのCarge3に搭載されているバッテリー(緑のやつ)。

次に1本のスピーカーで大音量についてだが、今まではFlip4にせよCarge3にせよ比較的小さいことから車内ではどうしても2本必要だった。2本持つことに不便を感じたことはないものの、やはり、2本の電源入れたりコネクトしたりはちょっとばかり面倒に思うことがあったりした。さらに長く使っていると2本のバッテリーの減り方が揃わなくなったりして充電のタイミングがずれてくるのも微妙にストレスだった。Xtream4は見た目が大きく故にスピーカーも大きい。バッテリー駆動時の出力もウーファー(x2)、トゥイーター(x2)合わせて70W。Carge3は1本で20Wだから2本でも40W。1本でデカくパワーのあるXtream4には否が応でも期待が高まるというものだ。

早速、付属のUSB-Cケーブル一体型のPDアダプターで充電し1曲分音を出してみる。

イコライザーはこの数年愛用している音楽再生アプリに実装されている5バンドのやつ。最近のJBL謹製アプリにもイコライザーが実装されているようだが、JBLのアプリにはトラウマがあるので使わない。音量調節は今までと同じようにスピーカー側の音量を常時最大に設定してスマホ側で調節する。

・・・? ・・・??? ん? え? あれ? なんじゃこりゃ!? なんかすごい違和感。確かに低音は良い。控えめに言ってミドルクラスのホームオーディオ並みにパワフルかつ繊細なベースの音もうまく再現している。デカさとパワーを感じる音だ。だがしかし、中高音は安っぽいラジカセ並。なんか低音と中高音が別々のコンポから流れているみたいでちぐはぐな印象を受ける。音量を上げると安っぽい中高音がさらに主張し出すので聴いていられない。イコライザーを弄っても中高音の安っぽさは変わらない。当然車内で聴いてもそんな感じだからテンション下がりまくり・・・参ったな。いや、海外のレビューにも中高音がダメみたいなことが書いてあったからある程度は覚悟していたんだけどさ。まさかこれほどまでとは思はなかった。とりあえず運転中だし何も操作せず数曲垂れ流していた。そしたら5曲目あたり(時間にして約20分?)だろうか、なんとなく音が変わってきたことに気付いた。少なくともCarge 3と同じかそれ以上の音になってきたような。これなら長時間聴いていられそう。さらに流し続けていると、低音と中高音が明らかにマッチしてきたのを感じる。そう、中高音も良い感じで高音質になってきたのだ。一体何なんだこれは・・・あ! もしかしてこれがAI Sound Boostの効果なんだろうか? 公式の能書きには“AIアルゴリズムを使用してラウドスピーカーの動きとパワーレスポンスを予測しつつ、同時に入力信号をリアルタイムで分析します”とか書いてある。リアルタイムというのが引っかかるけど、音楽を流し続けてある程度の時間が経つと音量やジャンル、スピーカーの置かれている環境などを分析して音を合わせてきているのだろうか? スピーカーにはクルマと同じように“慣らし”があったりするが、慣らしにしては極端に短時間で音が変わってきたので、やはりAI Sound Boostとやらによるものかもしれない。その後、何度も車内で聴きまくっているが、本当に中高音が良くなっている。ドラムのスネアやシンバル、パーカッション、さらには今までよく聞こえなかったキーボードの音まで生々しく再生しているのがわかる。一つ一つの音がハッキリしているのだ。それでいてしっかり全体のバランスが取れているので実に心地よく聴き疲れしない綺麗な音が耳に入ってくる。安くなったとはいえそれなりのお値段、一時はどうなるかと思ったけど、JBLさん最高です!(手のひら返しw) 尤もこの現象はこの個体だけということもあり得るが・・・。あ、でもね、音量を最大辺りまで上げると低音が目立たなくなってくる。これはFlip4やCarge3でも見られた現象で、恐らくスピーカー保護のためと思われる。JBL製BTスピーカーの仕様と言えるものだろう。ま、このXtream4はノイズが多い走行中の車内でも50%程度で十分な大音量を出してくれる。なので、まず最大にすることはないから当方にはあまり関係のない話だけどね。

いずれにせよ、新年早々面白いものを手に入れた。満足できる音の良さと迫力だ。当初の目標であるCarge3 2本分と同じかそれ以上の音量&音質は軽くクリアしている。最近このクラスのスピーカーには新興メーカーなどから安価で音量最大でも低音が出ているモデルがリリースされているようだ。しかし、長く付き合えそうなものとなるとあまりないように思える。今回のXtream4はバッテリーも交換可能だし、飽きの来ない音作りはさすが老舗のJBLだと思う。

2024年10月30日水曜日

オイル交換とフューエルキャップ

春と秋の年2回行うオイル交換。秋は自宅でまったりと行う。自宅での交換は今回で3回目になるので恒例と言っても良いだろう。オイルは昨年からお馴染みのフィアット純正SELENIA K PURE ENERGY 5W-40を注入し特筆することもなく作業終了。

って、これだけじゃ寂しいので、緩々になってしまったフューエルキャップを新品に交換した話を少し・・・。

それなりの年数が経つ個体、ウチの500もご多分に漏れず数年前からキャップの開閉に違和感があったのだが、特に最近になってキーを使わずに簡単にキャップが開いてしまうようになった。一応キャップを閉めるときのカチカチというクリック感はあるんだけどね。

そこで、500乗りの間では定番の汎用キー付きフューエルキャップである。

交換に際してはキャップと車体を結ぶ紐をピンから外すのがちょっと面倒に思われたが、作業当日は約30℃と暑い日だったのでプラ製の紐フック部が適度に軟らかくなり簡単に外すことができた。新品に付属のピンは予備として保管。

やっぱり新品は良いね! しっかりと気持ちよく開閉できる。地味だけど重要な部品、もっと早く交換すればよかった。

2024年7月11日木曜日

暑さ対策 -その2-

前回の続き。

暑さ対策の2つ目はワコーズのエアコン用潤滑添加剤“パワーエアコンプラス”である。

今年の4月、いつもの整備工場さんで車検前点検時に入れてもらったのだが、ここにきて本領を発揮し始めている。

下の画像はワコーズのケミカル3兄弟(笑)。左からパワーエアコンプラス、クーラントブースター、フューエルワン。

クーラントブースターは3月に注入。昨年4月の1年点検時にディーラーさんでタイベル類の交換をしてもらった際に冷却水も交換となったことから、今年は冷却水を交換せずクーラントブースターを久しぶりに注入することにした。さらに、これも久しぶりだが、4月のオイル交換前に燃料ラインの洗浄を期待してフューエルワンを注入した。これら2つのケミカルは以前にも書いていると思うので今回は割愛する。

で、今回の主役パワーエアコンプラスは有名なエアコン添加剤なのでご存じの方も多いと思う。ただ、ウチの500のエアコンは15年経つけど普通に冷えるので今まで何もしてこなかった。強いて言えば、納車から2年経った2011年の1年点検時に高圧パイプからガスが漏れていたとのことで、パイプ類の交換をしてもらったことがある(メーカー保証整備)。このとき当然ガスやコンプレッサーオイルも交換になっていると思うので、一応13年の時を経て初めてのエアコンメンテということになる・・・のかな。

注入した直後は正直よくわからなかったが、5月、6月と暑い日が増え始めると明らかにこの添加剤のお蔭と思われる効果が出始めてきた。1番の変化はコンプレッサー作動時のショックだ。小排気量である程度の年数、走行距離を後にした個体だと致し方ないことだが、このコンプレッサー作動時のショックはかなりのものがあった。カチッという電磁クラッチが繋がったときの音とともに、ブルッと車体が揺れるのは不快であった。それが添加剤注入後、エアコンを使う度にそのショックが小さくなっていくように感じる。またこれと関連して、停車時から走り出す直前にコンプレッサーが作動しアクセルが重くなってイラッとくるシーンが度々あったが、これもほとんど解消されたようだ。もちろん多少はパワーが持っていかれる感が残るけど、不快に思うほどではない。要はコンプレッサーが本来の動きに近づき滑らかに回るようになったということなのだろう。

続いてエアコン(冷房)の効きについて・・・上述の通り効きに問題がなかったので、本当に変化があるのかどうかわからない。言われてみれば若干効きが良くなったような気がしなくもないといったところか。とりあえず添加後3ヶ月が経つ7月上旬に温度を計測してみたのであまり参考にならないと思うが、一応画像を載せておく。条件は内気循環、風量1、設定温度は最低。ちなみにウチの500はマニュアルエアコンである。

外気温39度。

車内44.5度。

吹き出し口7.1度。

吹き出し口と運転者の胸の中間あたり26.1度。ただし、窓からの日差しがあると30度を超える。

吹き出し口付近の7.1度はまずまずではないだろうか。惜しむらくは添加前の温度が何度なのかわからないことである。15年モノのエアコン、たとえ古くても効きに問題がなければ弄らないほうが良いともいわれるが、今回注入したパワーエアコンプラスは私にとって注入して良かったといえる添加剤なのは確かである。あと、ネット上のレビューや口コミなどでも散見されるが、この添加剤は遅効性のようで、注入してエアコンをかけた状態で合計数100キロぐらい走らないと効果が実感できないようだ。

さて、前回の簡易サンシェードと今回の添加剤で夏のドライブもストレスが大幅に軽減されてかなり快適になったのだが、それでも最近の夏の暑さは異常なのでドライブは日中ではなく、なるべく早朝か夕方に楽しんでいる。なぜなら、自分が暑さに弱くなっていることもあるし、高温や紫外線はクルマの塗装にも良くないからね。

2024年7月10日水曜日

暑さ対策 -その1-

ここ関東地方某所は梅雨明け前から猛暑続きでうんざりしてしまうが、少しでも車内空間を快適にできればと思い、2つのアイテムを試してみることにした。

1つ目はフィアット500 ラウンジに標準で装備されている固定ガラスルーフの日差し対策。

このガラスルーフには外が透けて見える薄手のサンシェードがあるだけで、完全に遮光するシェードはない。新車で購入してから15年という長きに亘り夏季日中は薄手のサンシェードだけで我慢してきたが、最近の猛暑の中ではエアコンが効いていてもかなり辛いものがある。そこで以前からラウンジ乗りの間で有名(?)な銀マットを使った簡易サンシェードだ。近所のホムセンで購入したのは“折りたためるシルバーマット”というものである。

Lサイズしか在庫がなかったからLを購入したが、Mサイズでも十分な大きさであると思われる。早速、寸法たて(前後)約54cm、よこ(左右)約88cmを切り出し装着してみた。

若干前後方向に隙間ができたが、外すときはこの隙間に指をかけて簡単に外すことができるので、結果オーライである。

折りたたみ式なので中央部が垂れ下がるようなこともなく、標準装備の薄手なサンシェードに負担をかけることがないのもポイントだ。

で、よく晴れた日に装着してドライブしてみたところ・・・これはびっくり! 暑さが凌げるだけでなく日差しを遮るので眩しくならず目にも優しいものであると実感。これは運転中のストレスがかなり軽減できる。実際ある程度長距離を走っても疲労感はない。単純だけど効果は抜群! ほんと今まではかなり我慢していたんだなと思う次第である。

暑さ対策の2つ目は次回に・・・。

2024年5月15日水曜日

7回目の車検

つい先日、いつもの整備工場さんで7回目の車検を受けてきた。入庫時の総走行距離103365km。


点検などはすでに実施しているので、今回は本当に車検のみ。お陰様で何の問題もなくあっという間に無事終了した。そしていよいよ来月ウチの500は満15歳を迎える。

・・・って、これで終わっちゃ短すぎるので、以下オマケというか中間報告。点検時に添加してもらったワコーズのエアコン添加剤、パワーエアコンプラスについて少しだけ・・・外気温28度程度だと内気循環、風量1で寒いぐらいになるが、添加前と比べて大きな変化はないように思う。元々効きは悪くなかったからね。ただ、コンプレッサー作動時の音というか電磁クラッチが繋がったときのショックはかなり軽減されたような気がする。いずれにせよ今は暑い日でも湿度低めな5月。本格的な夏になるまで評価はお預けということにしておきたい。